2021.01.26インタビュー

【経験談】法学部出身の営業マンが、東京のベンチャー人材企業へ!上京転職ならではの苦労とは?

 

<個人データ>

名前:松田 慎平 (28歳)

前職:広告営業(営業職)

転職先:株式会社リアライブ(営業職)

<転職データ>

転職期間:1ヶ月

東京に来た回数:1回

転職でかかった費用:約8万円

 

<ポイント>

 

はじめに

「地方から上京して東京のベンチャー企業で働きたい!」と思う方は、多いのではないでしょうか。

今回は、東京のベンチャー企業である株式会社リアライブへ転職を成功させた、法学部出身の営業マン松田慎平さんに、上京転職についてのインタビューを行いました。大阪から東京への転職ならではの苦労をたくさんお伺いしてみました。

 

(松田慎平さん)鍛え上げられた飲食店向けの飛び込み営業

 

前職では、飲食店向けに飛び込み営業をしていました。実は、この営業は期間限定でのお仕事でした。というのも私は、大学院で法律の勉強をしていたこともあり、弁護士を志して司法試験を受けていたのです。その司法試験の結果を待つ期間があり、期間限定で仕事を探していました。そんな時に、この飲食店向けの広告営業を見つけて始めることにしました。

営業職に就くまで、”営業”という仕事に対して、正直良いイメージはありませんでした。なぜなら、父親が営業職として長く勤務していたため、営業職の厳しさを常々耳にしていたからです。それでも、”営業をやってもいないのにも関わらず、最初から毛嫌いするのもおかしいな”と思っていました。また自分自身の性格からも、人とコミュニケーションをとることは好きだったので、もしかしたら営業に向いているかもしれないと思っていました。

実際に営業の仕事を始めてみて、営業に対するイメージは大きく変化しました。とにかく飲食店に飛び込んで掲載店舗を獲得するという仕事で、当初は、飛び込むことが怖くて、躊躇していました。しかし、「まずは必死でやるしかない!」と覚悟を決めて臨むうちに、徐々にコツを掴みました。すると受注数が大幅に増え、目標の大幅達成ができるようになりました。時には飛び込んだ先のお客様に怒られてしまったり、無視をされてしまうこともありました。しかし、それ以上に目標達成をすることの楽しさや、人との関わりの中で温かさを感じるて、営業も楽しい仕事だと思うようになりました。

 

「やりたくないこと」から逆算して転職活動の軸を明確化

 

 

営業の仕事では、確かなやりがいを感じていました。しかし、物足りなさも感じていたのです。

ちょうどそのタイミングで、司法試験の結果が出て、残念ながら不合格となってしまいました。もちろん法律の勉強は楽しかったので、もう1年勉強することも考えました。しかし、それ以上に営業を経験したことで、ビジネスの楽しさを知りましたし、ビジネスの仕組みを作る側の人間になりたいと思うようになっていました。そこで、弁護士の夢を諦めて、転職活動を行うことになりました。

転職活動を始めたものの、どのような企業に就職するか正直悩みました。

そこでまず、「やりたくないこと」を洗い出すことにしました。

前職は、非常に大きな会社の代理店だったため、大きな会社の一部分という感覚を受けることが多く、なかなかビジネス全体を見ることができませんでした。例えば、新規で自分自身が獲得したお客様をそのまま別の部隊にパスするような仕組みだったのです。もっとお客様に入り込んで貢献したいと思っても、それができず、ビジネス全体が見えないことへのモヤモヤがありました。また、「とにかく数字を達成しよう」というメッセージだけが浸透していて、その数字がどこに繋がっているのかは中々見えにくかったのですし、自分達が作り上げているという感覚を持つことはできませんでした。

そこで、私が考えた転職活動の軸は、以下の3つです。

 

やりたいことから転職活動の軸を考える人は、多いと思います。しかし、私の場合、過去の経験からやりたくないことを明確にしました。そしてやりたくないことを裏返して、自分自身の軸にしていきました。

 

大阪からの転職活動で大変だったことは、たくさんの企業のリアルな情報に触れられないこと

 

選考を受けた企業は、現在勤務している株式会社リアライブを含むたった2社のみでした。

リアライブは、自分自身の転職活動の3つの軸にバッチリあてはまっていました。また、ビジネスゲームを用いた新卒向けのマッチングイベントである「Job Tryout」も非常に魅力的で今後、必ず伸びていきそうだと感じました。会社は設立5年目ですが、新たな社員をどんどん採用していて、拡大していきそうだと感じました。何より選考の中で、お会いする社員の方のお話を聞いて、会社全体への理念の浸透を感じました。2度のSkypeでの面接を経て、内定をいただいた際は、非常に嬉しかったですし、この環境で頑張ってやろうと決意しました。

希望する会社から内定をいただけましたし、東京に来た回数も1回だけで済んだ私の転職活動は、大成功で終わることができました。

しかし、大変なこともありました。一番大変だったことは、どこから企業のリアルな情報を得るべきかわからないということです。インターネットで、「ベンチャー・東京・成長・伸びる」などのキーワードで検索をすると、情報はたくさん出てくるのですが、いまいちしっくりきません。スタートアップ、ベンチャー企業のリアルな情報をもっと聞きたいと感じていましたし、もっとたくさんの人とお会いして話を聞きたいと思いましたが、地方からだと会える数も限られていました。私の場合、軸を明確にできていたので、数社に絞った転職活動ができました。しかし、もし軸が決まっていなかったら非常に大変だったと思いますし、そこに地方からの転職活動の難しさがあると思っています。

 

東京に来て本当によかった

 

 

現在は、リアライブで人材紹介の営業として、営業活動を行っていますが、たくさんの企業を回る中で、東京には本当に良い企業がたくさんあるなと気づかされます。

関西にいた頃は、名前も聞いた頃がなかった会社なのに、実際に訪れて社員の方のお話を聞くとすごく魅力的な場合が多くあります。たくさんの企業と接する中で、企業を見る目も少しずつ養われているのではないかと思います(笑)

リアライブも、入社時は15名ほどでしたが、現在40名を超えて、伸びる会社に入りたいという自分の思いが実現されています。

大学は京都で、大学院は神戸、営業の仕事は大阪と関西は多く経験したので、次は日本のビジネスの中心の東京で働きたいと思っていましたが、実際に来てみて改めて東京にきて本当に良かったと感じています。

 

大阪からの転職活動を振り返って

 

転職活動の軸の明確化をできたことは、非常に良かったと思います。地方からの転職活動だと、東京に行くだけでもお金もかかります。そのため、企業数もたくさん受けることができません。だからこそ、軸を明確にして、その軸に当てはまる企業を受けたことで効率的に進められたと思っています。

一方で、もっと選択肢を広げてもよかったなと思っています。東京にはたくさんの企業があるので、全ての会社を調べることは不可能です。しかし、興味のある会社に勤めている社員の方からの直接的な情報を聞くことや、エージェントなどの客観的立場の方から「この企業はこういう特徴がありますよ」と介在していただければ企業への印象は変わっていたかもしれません。そうすれば、もっと選択肢は増えていたかもしれないなと思います。

 

◆上京を目指す方へのメッセージ

 

「人生に一度は、日本のビジネスの中心の東京で働きたい」と私は大阪で働いている頃から思っていました。地方で働いている方にも、同じ思いを持っている人は多いのではないでしょうか。

もちろん、覚悟を決めて東京には来ていますが、一度、東京で挑戦してダメだったら地元でも地方でも帰ればいいくらいの気持ちで臨めば良いとも思っています。

東京で様々な経験を積んで、たくさん知識を蓄えて地元に貢献するという方法もあります。人生は長いので見聞を広げるためにも一度、東京で挑戦するのも貴重な経験だと思って、日々働いています。

 

最後に

 

今回は、大阪から東京のベンチャー企業へ転職を成功させた、法学部出身の営業マン松田慎平さんに、上京転職についてインタビューさせていただきました。

松田さんは、ご自身の転職活動の軸を非常に明確にしたからこそ、効率的で納得のいく転職活動を成功させたようでした。地方からの転職活動だと、新卒の就職活動のように、たくさんの会社の選考を受けられません。だからこそ、選択肢を広げるためのリアルな情報がたくさん欲しかったようです。

リモート転職では、上京したい方に寄り添って転職活動の軸の明確化のお手伝いを無料で行なっています。また、企業に関するリアルな企業の情報もお伝えしておりますので、ご興味のある方はぜひ気軽にお問い合わせください。

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