「キミスカを使ってみたいけど、登録するのが不安、、」
今回は、そんな悩みについてお話しします。
こんにちは、上京を支援するリモート転職を運営する株式会社Carionsインターン生の瀬戸です。
某人材系ベンチャー企業の内定者(2020卒)です。
大学3年生ごろから、複数の長期インターンシップに参加していました。
50人以上にOB訪問をするなどアクティブに就活を行っていました。
より学生に近い目線でのリアルな記事を書いていこうと思っています。
僕は、就活の際にキミスカを利用し、合計200社以上のスカウトをいただくことができました。
そして、結果的に納得のいく就職活動ができたため、キミスカを利用して本当によかったと思っています。
そこで今回は、キミスカを利用した感想とおすすめできるポイントについて実体験を元にご紹介したいと思います。
キミスカを使うかどうか迷っている就活生は、ぜひ参考にしてみてください。
キミスカとは?
キミスカは、自分自身のプロフィールを書くだけで、企業からスカウトメールが届く逆求人型の就活サイトです。
私も最初は「本当にスカウトをもらえるの?」「怪しい企業からしか来ないのでは?」と不安に思っていました。
しかし、実際に使ってみて感じることが色々あったので、実際に使ってみてわかったキミスカのメリットとデメリット・スカウトをもらう秘訣を包み隠さずお話します。
- キミスカを使うメリット
- キミスカを使うデメリット
- 実際に使ってみた体験談
- キミスカはどんな人におすすめ?
それぞれ、簡単に説明していきます。
キミスカを使うメリット
キミスカを使ってみてわかったメリットとして、
- 内定に繋がりやすい
- ESを書かずに面接を受けられる
- 今までの選考結果も活かせる
- 思いがけない企業と知り合える
- 適性検査の結果を知ることができる
が挙げられます。
それぞれ、簡単に説明していきます。
内定に繋がりやすい
まず1つ目は、「内定に繋がりやすい」ということです。
その理由は、企業側の本気度にあります。
企業側は、手間をかけて学生のプロフィールを実際に見てスカウトを打っています。
そのため、自分自身に興味を持った企業と接点を持つことができます。
また、キミスカを利用する企業は、学生にスカウトをするためにお金を払っています。
つまり、スカウトを出す企業はお金を払ってでもあなたにコンタクトしたいと思っている企業です。
実際に私もキミスカ経由で選考を受けた企業では、通常のフローで受けた企業よりも面接官が自分のことを知ってくれており、興味を持ってくれていることを肌で感じました。
エントリーシート(ES)を書かずに面接を受けられる
2つ目は、「エントリーシート(ES)を書かずに面接を受けられる」ということです。
キミスカでは、エントリーシート(ES)提出などのステップを省略して面接に進むことができます。
他のスカウトサイトでは、企業側が学生の大学名しか見れない場合もありますが、キミスカでは、学生側のプロフィールを詳細に知ることができるようです。
そのため、企業側からのスカウト内容も
「会ってお話しましょう!」「すぐに面接しましょう!」などが多く、ES提出が不要です。
また、実際にスカウトを送ってくださった人事の方に聞いたところ、書類選考で知りたい内容をキミスカ上のプロフィールで事前に知ることができるので、企業側も本気のスカウトが送りやすいとのことです。
一度プロフィールを公開すれば、一括プレエントリーのような状態になり、登録している全ての企業が学生のプロフィールを見ることができます。
一社毎にエントリーシート(ES)を書くよりも、はるかに効率的だなと感じました。
今までの選考結果も活かせる
3つ目は、今までの選考結果を活かせることです。
キミスカでは、これまでの選考結果が蓄積されます。
そのため、
「○〇株式会社 3次選考 選考中」
「〇〇株式会社 最終選考落ち」
など、自分自身の就活の選考状況を登録することができます。
落ちてしまった選考でも、「この会社で最終面接まで行ってるならうちも会ってみたいな」と思った企業の担当者からスカウト届く可能性があります。
私が実際にスカウトをもらって選考を受けた企業でも、「この企業で最終まで行っているならうちにも合うだろうと思った」と言われ、他社の選考状況を見てスカウトを出していることがわかりました。
思いがけない企業と知り合える
4つ目は、「思いがけない企業と知り合える」ということです。
就活では、この世にある全ての企業を見ることはできません。
そのため、自分からエントリーできる企業は、すでに知っている、または選考を受けていく中で知っていく企業に絞られます。
自分が知りうる情報には限界があり、自分の知らない良い会社はたくさん存在することになります。
一方で、キミスカでは、企業側からスカウトをもらえるため、それまで知らなかった優良企業と出会える可能性があります。
しかも、企業は「この学生はうちの会社とマッチするだろう」と考えてスカウトを送っているため、興味を持てる可能性が高いです。
実際に僕がスカウトをいただいて選考を受けた企業は、受ける前までは全く知らなかったのですが、受けてみると「こんなに面白い会社があったのか」と感じることができました。
それまで知らなかった自分に合ってる可能性の高い企業と出会うことができるのは、最大の醍醐味だと感じました。
適性検査の結果を知ることができる
5つ目は、適性検査の結果を知ることができることです。
キミスカでは、150問の選択式の質問に答えるだけで、あなたの強み・価値観の傾向・ストレス耐性・職務適正などが点数としてわかる適性検査を無料で受けることができます。
ぶっちゃけ、無料とは思えないほど有用な情報です。
例えば、「価値観の傾向」の項目の中に、
- 公益志向:人の役に立つことに価値を感じるか否か
- 金権志向:お金を稼ぐことに価値を感じるか否か
という項目があります。
僕の場合は公益志向が高く、金権志向が低かったところから、
「自分はお金のために働くより、人の役に立つことが実感できるような働き方が合いそうだな」
ということを知ることができ、自己分析を進めることができました。
企業側もこの結果を見てスカウトを送っているので、企業と自分の価値観がマッチしやすいです。
ここまで細かく分析結果が見れる検査はなかなかないので、適正検査を受けるだけでも利用価値はあります。
登録は無料ですし、メリットしかないので興味ある人はサクッと登録しておくことをお勧めします。
キミスカを使うデメリット
もちろん、メリットだけでなく、デメリットもいくつかあると感じました。
実際にキミスカを使ってわかったデメリットとして、
- プロフィールを埋めることが大変
- スカウトを受け取る企業は選べない
- プロフィールを見ていない企業からのスカウトも混じっている
が挙げられます。
それぞれ、簡単に説明していきます。
プロフィールを埋めることが大変
1つ目は、プロフィールを埋めることが大変なことです。
キミスカのプロフィール欄には、「写真・基本プロフィール・詳細プロフィール・会社選びの軸・選考状況」と登録する内容が多いため、全て埋めるためには少し時間がかります。
正直、僕も最初はプロフィールの登録が億劫でした。
しかし、企業側は学生のプロフィールをきちんと見た上でスカウトを送るため、プロフィールの充実度は非常に重要なポイントです。
他の学生が面倒臭がるからこそ、きちんと記入している人の価値は圧倒的に高くなります。
実際にお会いした企業の人事の方からも、「プロフィールをきちんと記入しているところからも誠実が感じ取れた」とフィードバックをもらったこともあります。
プロフィールを詳細に記入することよって、自分の価値観や考え方をより企業の人に知ってもらえるので、自分にマッチした企業からのスカウトがくる可能性が高まります。
また、自分の価値観や考え方をアウトプットすることに価値があり、それだけで自己分析ができるなと感じました。
プロフィール記入率が表示されるので、100%を目指すことをおすすめします。
スカウトを受け取る企業は選べない
2つ目は、スカウトを受け取る企業は選べないことです。
キミスカは、企業の方からアプローチする逆求人サービスであるため、こちらからスカウトを受け取る企業を選ぶことはできません。
そのため、自分が興味をもてない企業からのスカウトも多いです。
すでに行きたい企業が決まっていて、その企業からピンポイントでスカウトがくるということはほぼ期待できません。
そういう意味では、本命企業を狙うには向いてないサービスと言えるかもしれません。
しかし、興味の有無に関わらず、自分の知らなかった企業と出会えることがキミスカの醍醐味です。
キミスカを通じて本命を狙うより、思いがけない出会いに期待するスタンスでいるのがいいと思います。
プロフィールを見ていない企業からのスカウトも混じっている
3つ目は、プロフィールを見ていない企業からのスカウトも混じっていることです。
キミスカでは、非常に多くのスカウトをもらうことができますが、中には「本当に自分のプロフィールを見てくれているのかな?」と思うスカウトもあります。
とにかくたくさんの人を集めることに必死で、誰かれ構わず送られているようなテンプレでのスカウトはすぐにわかります。
もちろん、そのようなスカウトからいい出会いが生まれることもありますが、
「誰でもいいから!」というスタンスが伝わってくるようなスカウトは受け取って嫌な気分になることもありました。
実際にキミスカを使ってみた感想は?
結局、実際にキミスカを使ってみた感想がどうなのか気になる方は多いと思います。
そこで、実際にキミスカを使ってみた感想をお話します。
- 実際もらえたスカウト数とスカウトをもらう秘訣
- 内定につながりやすいスカウトの見抜き方とは?
- キミスカでスカウトをもらった会社を受けてみた
それぞれ、簡単に説明していきます。
実際にもらえたスカウト数とスカウトをもらう秘訣
実体験として、プロフィールさえしっかり書いていれば、スカウトはかなりの数もらえます。
キミスカには、3種類のスカウトがあります。
スカウトの種類は、企業が月にどれだけ送ることができるのかによって異なります。
- 気になるスカウト いくらでも/月
- 本気スカウト 100通/月
- プレミアスカウト 30通/月
送れる数の少ないスカウトほど、それだけ自分に会いたいという気持ちの表れであり、貴重なスカウトであると言えます。
実際に、僕がもらえたスカウトは、
登録翌日で、
気になるスカウト 24
本気スカウト 7
プレミアスカウト 7
合計 38
登録3日後には、
気になるスカウト 6
本気スカウト 4
プレミアスカウト 4
合計 50
となり、登録してから3日間で50件、そのうち11件のプレミアムスカウトをもらうことができました。
登録から1ヶ月ほど継続しましたが、冒頭にも書いた通り、最終的には合計200件ほどのスカウトをいただくことができました。
シンプルですが、とにかくプロフィールを詳細に書き込むことが、スカウトをもらう秘訣であるといえます。
内定につながりやすいスカウトの見抜き方とは?
プレミアムスカウトを中心に、プロフィールを読んでスカウトしてくれてるのかで判断すれば、間違いないです。
まず、企業がスカウトを送る狙いとして、
- 数を打ちたいパターン
- 本気で狙いたいパターン
があります。
数を打ちたいパターンは、待っていたら人がこない企業や応募人数を増やしたい企業が、就活生に直接アプローチをかけているパターンです。
この場合は、数さえ集まればいいので、プロフィールをしっかり読まずに不特定多数にスカウトを送っていることが多く、必ずしもマッチング度が高いとは言えません。
無制限に送れる気になるスカウトは、これである場合が多いです。
本気で狙いたいパターンは、募集人数は確保できているが、自分の会社とよりマッチした人材を狙い撃ちしたい企業が、アプローチをかけているパターンです。
この場合だと、プロフィールをしっかり読み込み個別にスカウトを送っているので、マッチング度が高いです。
本当に気になった人にしか送らない、プレミアムスカウトは、これである場合が多いです。
本気スカウトの場合は、どちらのパターンもありえますが、スカウトメールの内容で判断できます。
「このメールを自分以外の誰かに送っても成り立つか?」が判断基準になります。
誰に送っても成り立つようなテンプレの内容だったら、自分以外にも不特定多数に送っている可能性が高いです。
逆に、自分にしか送れないであろう内容のメールであれば、プロフィールをしっかり読んでいることがわかるため、企業の本気度も高いと言えます。
企業が自分に興味を持ってくれていればいるほど、内定につながる確率は高くなります。
キミスカでスカウトをもらった会社を受けてみた
興味があってスカウトしている訳なので、通常の面接よりも、採用しようという気持ちが強いように感じました。
実体験を元にお話します。
- 受けた企業:某スタートアップ企業
- スカウトの種類:プレミアムスカウト
自分のプロフィールにしっかり目を通した上でスカウトを送ってくれている、かつ志望業界の企業であったため、選考を受けることに決めました。
メッセージのやり取りも丁寧に行っていただき、スムーズに日程が決定。
ES等は免除、まずは面談で会社の話を伺い、後日面接という形になりました。
事前にプロフィールを読んでいてくれていたこともあり、
「学生時代〇〇やってたんだよね?」などと、他の企業の面接よりも自分に興味を持って面接していただけたことが印象的でした。
結果、ご縁がなく辞退させていただきましたが、スカウトをいただけなかったらなかった出会いだなと感じました。
もちろん、スカウトをもらえたからと言って内定が保証される訳ではないので注意は必要です。
キミスカはどんな人におすすめ?
実際に使った経験から、
- 自己分析を深めたい人
- 多くの企業・業種を見たい人
- 早期に内定が欲しい人
におすすめできます。
それぞれ、簡単に説明していきます。
自己分析を深めたい人
1つ目は、自己分析を深めたい人です。
キミスカで受けることができる適性検査により、自己分析をさらに深めることができます。
また、様々な会社と接点を持つ中で、「なぜこの会社に興味があるのか」を考えるきっかけになり、自己理解が深まります。
たくさんの企業と接点を持つ中で自己分析を深めたい人におすすめです。
多くの企業・業種を見たい人
2つ目は、多くの企業・業種を見たい考えている人です。
メリットでも話した通り、キミスカは自分の知らない様々な企業と出会えるところに醍醐味があります。
- 就活を始めたてで、とにかく色々な会社の話しを聞きたいという人
- 魅力的な会社に出会いたいという人
- マッチング度の高い会社から内定が欲しい人
など、可能性を狭めずに就活を進めたい人におすすめです。
逆に言うと、志望企業がピンポイントで決まってる人には物足りないサービスかもしれません。
早期に内定が欲しい人
3つ目は、早期に内定が欲しい人です。
実際に選考を受けた話でも紹介したようにキミスカでは、企業側から興味を持ってスカウトをしているので、通常の選考よりも、採用につながる可能性が高いです。
また、スカウトをもらえること自体が自信につながります。
早期から動いて、内定をもらいたいという人は、登録しておいて損はないです。
まとめ
今回は、実際にキミスカを使ってみてわかったメリットとデメリットについて紹介しました。
プロフィールを充実させることは面倒と感じるかもしれませんが、書いてしまえば、あとはスカウトがくることを待つだけです。
スカウトを受け取ると自信につながるだけでなく、採用可能性が高い企業との接点が持てることは非常に魅力的です。
キミスカの適正検査を受けるだけでも、価値があるものだと感じたのでキミスカを利用するかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。