新年、あけましておめでとうございます!
上京するなら「リモート転職」を運営する株式会社Carions代表の山下です。
2018年は、たくさんの上京を目指す20代の方からのご相談を受け、上京のお手伝いをすることができました。
振り返ると、1日1人〜3人ペースで地方から上京を目指す方とオンライン面談をしましたが、改めて上京転職のリアルな大変さを感じる1年となりました。
上京転職は大変なことが本当に多いです。そして、実際に東京に来てからも大変なことがあります。しかし、それでも上京することをおすすめしたいなと感じることも多くありました。
そこで、今回は「上京転職の大変さと、それでも上京をおすすめする理由」についてお話します。
東京で働きたいと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。
Contents
上京転職の大変さとは?
株式会社Carionsでは、上京以外の転職相談も受けています。
地方からの上京転職を目指す方と、すでに東京にいる方の支援をしていると、やはり上京転職の圧倒的な大変さに気づきます。
上京転職の大変さは、具体的に3つ挙げられます。
- 1日に複数社の面接を受ける大変さ
- とにかく費用がかさむ
- 東京に来てから孤独を感じる
それぞれ、簡単に説明します。
①1日に複数社の面接を受ける大変さ
一度でも面接を受けたことがある方なら分かるはずですが、面接は疲れます。
しかし、上京転職の場合は東京に来るタイミングに複数社の面接を固めて受けるため、1日に2社も3社受けることが多くあります。
1日に2社も3社も受けると、心身ともにヘトヘトになります。
特に現職中の方であれば、平日に有給を使って東京に来て、面接を受けてとんぼ帰りをすることもあります。
最近では一次面接をSkypeなどのオンライン面接を実施してくださる良心的な企業も増えましたが、やはり対面での面接が主流です。
タダでさえ慣れない東京で、複雑な路線に混乱しながら面接会場に辿り着いて、また次の面接会場へという1日は本当に大変です。
そして、翌日からはいつも通り仕事に向かうなんてこともあるので疲れるだけでなく、面接が終わった後の振り返りも十分にできないことがあるようです。
②とにかく費用がかさむ
上京転職では、往復の交通費や宿泊費などとにかく費用がかさみます。
上京しての転職活動では、一人当たり平均2〜5回ほど選考で上京しています。
仮に東京に友人がいたとしても毎回宿泊することは気を使ってしまうはずですし、申し訳ない気持ちになることもあるでしょう。
そうすると、ホテルなどに宿泊せざるを得ないため、宿泊費が馬鹿になりません。
ある程度、費用を貯めてから転職活動に挑むか、家族からの支援がない場合は金銭的に厳しくなります。
③東京に来てから孤独を感じる
いざ、上京転職を成功して東京に来ても孤独を感じてしまうことがあります。
すでに東京にたくさん友人がいる場合は稀だと思います。
慣れない土地で、慣れない仕事をすると疲れている時に愚痴の一つでも言い合える友人がいるかどうかは、実は非常に大きなポイントです。
すでに東京にたくさん友人がいる場合は別ですが、大抵は東京で新たな交友関係を作ることになります。
趣味などを通して、コミュニティに顔を出し友人や恋人を作ることで孤独を感じないようにしなければ上京後に寂しい思いをすることになります。
それでも20代で上京をおすすめする理由
上京転職は、大変なことがたくさんあります。
心身ともに疲弊し、費用もかかり、東京に来てから孤独を感じるかもしれない。
しかし、それでもなお、20代の方に上京をおすすめする理由があります。
- 会える人の幅が大幅に広がる
- 20代はあらゆる面で柔軟性がある
- 人生を変えるチャンスがある
それぞれ、簡単に説明します。
①会える人の幅が大幅に広がる
ありきたりな内容ではありますが、東京と地方では会える人の幅が大幅に変わります。
過去の記事で紹介しましたが、人気YouTuberのHIKAKINさんもプロのビートボクサーになるために、有名なビートボクサーが集まるという理由で東京に来たと話しています。
実際に私も、リモート転職で上京を支援した方から上京後に「LinkedIn(ビジネスSNS)で、会いたいと思っていた人に会えた!」と報告をいただいたこともあります。
また、関西で営業職をされていた方が、東京の営業職に転職をして「自分の知らない企業とたくさん出会えて繋がりが広がった」と喜んでいる姿も目にしました。
たくさんの人との出会いによって、新たな価値観との出会いもあるはずです。それだけでも、人生にとって非常に価値のある経験となるのではないでしょうか。
②20代はあらゆる面で柔軟性がある
20代は、あらゆる面で柔軟性があります。
まずは、新しいことへの柔軟性です。
転職においても、20代はまだポテンシャルで勝負できる年代です。
企業の人事の方と話をしていても、30代が近づくにつれて実績やスキルを重視すると仰っています。
実績やスキルに自信がある場合は別ですが、そうでなければ早めに挑戦しないとチャンスを掴めない可能性があります。
特にキャリアチェンジを考えている方や、正社員で働きたいと感じている方であれば早めに行動に移さないと手遅れになる場合があります。
また、意思決定の場面でも20代は柔軟性があると言えます。
20代だとまだ未婚の方が多いのではないでしょうか。
結婚をして家族がいる状況だと、上京や転職という大きな意思決定を一人ですることが難しくなります。そうすると保守的な選択をしがちになってしまい、上京は諦めざるを得ないということになるのです。
だからこそ、実は20代が上京のラストチャンスである可能性が高いです。
③人生を変えるチャンスがある
最近、実際に上京してきた方から興味深いお話をお聞きしました。
その方は東京に来て、10年以上経つのですが、地方にいた学生時代と性格が大きく変わったということです。
地方にいた頃は、非常にシャイで人と話すことが苦手だったのですが、上京して色んなコミュニティに顔を出すうちに、以前より格段に社交的になったということです。
有名な話で、自分自身を変えたければ
「①時間配分を変える、②住む場所を変える、③付き合う人を変える」
と言われますが、まさに東京に来て、自分自身が大きく変わった事例と言えます。
もちろん、本人は性格の変化をポジティブに捉えており、「東京にきて本当に良かった」と仰っていました。
まとめ
2018年は、たくさんの上京を目指す方と出会えた1年でしたが、上京転職のリアルな大変さと向き合うことができた1年でもありました。
2019年も上京を目指す方と真摯に向き合い、東京で働くメリットだけでなく、デメリットも含めてありのままを伝えた上で真摯に支援していきます。
引き続きよろしくお願いいたします!