「インサイドセールスの求人は、どのようなものがありますか?」
という質問をよく受けることがあります。
20代の転職を支援する株式会社Carionsの代表取締役。リクルートグループ出身。年間300名以上の転職・上京を支援しています。。上京支援のプロとして、マツコDXさんが出演する東京MX テレビ「5時に夢中!」に出演。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視した転職支援を実施しています。
こんにちは、リモート転職を運営する株式会社Carionsの山下です。
今回はインサイドセールスの求人の特徴について、調べて見ました。
インサイドセールスを募集している弊社のクライアント様へのヒアリングや、大手ナビサイトに掲載されている30社以上の求人に目を通した上で、「インサイドセールスの求人によくある必須要件や歓迎条件、採用実例」についてまとめているので、
インサイドセールスでの転職を検討している方は、読んでみてください。
【無料】弊社ではインサイドセールスへの転職支援を行なっていますので、気軽にご相談ください。
Contents
インサイドセールスとは?
そもそも「インサイドセールスとは?」という内容については、こちらの記事で詳しく解説しているので目を通してみてください。
ここでは簡単に説明しますが、インサイドセールスはただテレアポだけをするようなポジションでは決してなく、潜在顧客を顕在化し、自社の顧客へと繋げる重要な役割を果たします。
インサイドセールスの求人の必須要件
それでは、インサイドセールルの求人でよくある必須要件について、いくつかの実例を元に説明します。
2、無形商材の法人向け新規営業の経験
3、インサイドセールスの経験
1、何かしらの営業経験
まずは、「何かしらの営業経験」を必須要件で求められる場合です。
このような場合は、商材問わず、営業経験があれば応募可能のため比較的間口は広いと考えていいです。
例えば、1人目のインサイドセールスを募集する場合にこのような求人の出し方をしないので、インサイドセールスとして立ち上がるまでの教育体制がある程度整っているケースが多いです。
ただし、間口が広いだけに応募者の数も非常に多くなるため、ただ営業を経験していただけでは通過する可能性は低く、
その営業経験の中で、どのような工夫をして、どんな結果を出していたかを追求されます。
応募者数が多いだけに、わかりやすい実績を持っていたり、工夫についてどう再現性があるかを言語化できないと通過することが難しいと言えます。
2、無形商材の法人向け新規営業の経験
次に、”無形商材の法人向け新規営業の経験”を求められる場合です。
なぜ、このような経験が求められるかというと無形商材の法人向け新規営業の経験者は立ち上がりやすいと考えられているからです。
一般的にですが、営業系の求人では
- 有形商材ではなく、無形商材
- 個人向けではなく、法人向け
- ルートではなく、新規
の経験が評価されやすい傾向にあります。
インサイドセールスでは、型にはまって商品をプレゼンするようなことはなく、相手のニーズを深掘りしてサービスをカスタマイズしていく必要があります。
そして、個人向けに営業することはほどんどなく、法人向けに営業をします。
また、ルート営業のように、お客様との関係性を深く構築していくというよりは、新規顧客との接点を多く作っていくことが求められます。
そのため、無形商材の法人向け新規営業を経験している方が立ち上がりやすく、成果も出しやすいのです。
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3、インサイドセールスの経験
3つ目は、「インサイドセールスの経験」を問われる場合です。
このような求人では、「即戦力に近い人を採用したいと考えている」と捉えていいかと思います。
ゼロから育てていきたいというよりは、インサイドセールスとしての基礎(インサイドセールスの成果を出す勘所やSFAなどのITツールの使い方など)が身についていて、”早々にリーダーとして活躍できる方を採用したい”という傾向にあります。
この場合、同業界でのインサイドセールス経験がベストですが、インサイドセールスの経験があれば、顧客となる業界は異なってもOKの場合が多いです。
ただし、インサイドセールスは未経験OKの求人が多いので経験がなくても挑戦できるケースが多いです。未経験から挑戦したいと考えている方は下記の記事も参考にしていただければと思います。
インサイドセールスの求人の歓迎要件
ここまで、インサイドセールスの求人の必須要件についてご紹介しました。
次に、「インサイドセールスの求人でよくある歓迎要件」について調べてみました。
2、●●業界への営業経験
3、SaaSビジネスへの理解
4、数字を追いかけた経験
5、成長企業を創っていきたい方
それぞれ、解説していきます。
1、コールセンターでの経験
1つ目は、「コールセンターでの経験」です。
特に、コールセンターでアウトバウンドの営業を経験している方だと、電話でのコミュニケーションに慣れているため、スムーズに立ち上がることが予想されます。
”会話のリズムや間の取り方”など対面での営業とは異なる部分を理解しているかどうかは大きなポイントとなります。
また、インサイドセールスでは、社内で営業を実施するため社内に長時間いることがストレスだと感じる場合もあります。
そのため、コールセンターでの業務経験がある方であれば、事前にイメージができるので、採用してから合わなかったというリスクを軽減することができます。
2、●●業界への営業経験
2つ目は、「●●業界への営業経験」と特定の業界への営業経験です。
同業界への営業経験をしている方が歓迎されます。
例えば、不動産業界向けの営業をしている方であれば、不動産業界向けのSaaSサービスを運営している企業で求められる可能性が高いです。
言わずもがなですが、業界の慣習や色を理解していることは営業する上で大きな利点となるからです。
3、SaaSビジネスへの理解
3つ目は、「SaaSビジネスヘの理解」です。
上述した通り、インサイドセールスの求人は未経験OKであることが多く、応募数が多く集まります。
そのため、SaaSビジネスヘの理解を選考より前に進めているかがポイントとなります。
「The Model」などの、インサイドセールスとして働く上での必須書籍に目を通していないとSaaS業界やインサイドセールスとして転職することへの意欲が低いと捉えられてしまう可能性があります。
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4、数字を追いかけた経験
4つ目は、「数字を追いかけた経験」という歓迎条件です。
インサイドセールスは、あくまでもセールスであるため目標数字を追いかける必要があります。
全体として、受注件数という最重要KPI(指標)があり、
その目標を達成するために、インサイドセールスはコール数やアポ獲得数などを日々追いかけています。
そのため、目標にこだわって達成することに貪欲になれる方を求めます。
5、成長企業を創っていきたい方
5つ目は、「成長企業を創っていきたい方」という歓迎条件です。
現在、インサイドセールスを募集している会社はスタートアップ企業が中心です。
大手企業であっても、インサイドセールスは立ち上げてまだまもない企業が大半です。
そのため、会社に育ててもらう受け身の姿勢ではなく、自分自身が企業や組織を作っていく姿勢が求められます。
インサイドセールス部隊の成長がサービスの成否を握っていると言っても過言ではない場合が多いです。
仕組みが整っていないことも多いので、自ら仕組みを作っていくぞという気概が求められます。
インサイドセールスの求人の採用例
過去にインサイドセールスのポジションへの転職を成功した事例を簡単にご紹介します。
- ・新規営業経験者
- ・金融業界(生保・損保)営業経験者
- ・証券・投資用不動産業界出身者
- ・マーケティング、コンサルティング業務経験者
- ・人材業界での営業経験者
- ・メディア営業経験者
- ・IT業界での営業経験者
上記はあくまでも事例に過ぎないので、上当てはまらない場合でもインサイドセールスへの転職を諦める必要はありません。
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まとめ
今回は、「インサイドセールスの求人によくある必須要件や歓迎条件、採用実例」についてまとめました。
インサイドセールスでの転職を検討している方は、ぜひ参考にして見てください。
弊社でもSaaS企業のインサイドセールスへの転職を支援しておりますので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。