「地方配属の多い業界は、どこだろう?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
株式会社Carions代表取締役。リクルートスタッフィング出身の国家資格キャリアコンサルタント。毎年300名以上の転職・上京支援をしています。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに、闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視したキャリアコンサルティングが得意です。
こんにちは、上京を支援するリモート転職を運営する株式会社Carionsの山下です。
就職を控える就活生や、転職を検討する方にとって地方配属の可能性があるかどうかは非常に気になる点だと思います。
そこで、今回は地方配属が多い職種・業界と東京配属が多い職種・業界についてまとめてみました。
地方配属が多い業界が気になる方が、ぜひ最後まで読んで見てください。
Contents
地方配属が多い職種とは?
まず、職種ごとに考えて見ます。
地方配属が多い職種は、以下の2つが挙げられます。
2、生産管理職
それぞれ、簡単に説明していきます。
営業職
一つ目は、営業職です。
地方に拠点がある企業だと、営業職として勤務する際に地方配属になることは大いにあります。
営業職で地方配属が多い業界は、次のようなものが挙げられます。
- 飲料(ビール、清涼飲料水)メーカー
- 化粧品、日用品メーカー
- 食品メーカー
- 製薬メーカー(MR)
- 電機メーカー
- 銀行
メーカーは、地方の支社に配属されることが多いです。
例えば消費財メーカーだと、全国のスーパーやドラッグストアなどを回ることが多いです。
私たちが、日常で使う商材を販売先に届けるのがメーカー営業の仕事です。
こうした理由から、地方へ配属される可能性は高くなります。
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生産管理職
二つ目は、生産管理職です。
生産管理は、製品や商品が計画に基づいて製品がきちんと出荷できるよう体制を管理する仕事ですが、
多くは工場配属となります。
日本国内には多くの工場があり、生産ラインの管理を行うために地方に配属されることが多いです。
例えば、三菱電機・NECなどの大手電機メーカーも新卒で生産管理職の仕事を任されると、工場勤務になることがあります。
工場は全国各地にありますが、都心部にはなかなかないため、地方配属が大多数を占めます。
異動となっても地方の転勤となることが多いため、東京で働きたい人には向かない職種かもしれません。
地方配属が多い仕事の傾向とは?
では、地方配属が多い仕事の傾向とはどのようなものがあるのでしょうか。
それぞれ、説明していきます。
全国に支店のある企業
当然ですが、本社は東京にあっても全国各地に支店がある企業は地方配属が多いです。
全国支店のある企業は、以下の業界が主に挙げられます。
- 銀行、信託
- 生保、損保
- 不動産会社
- 証券
金融(メガバンクなど)や保険などは、地方に支店が非常に多いです。
そのため、総合職採用になると、地方配属になる可能性がかなり高いです。
加えて異動頻度も多く、3年~5年の周期で全国各地を飛び回る人もいれば、東京への配属となることもあり、多様なキャリアステップがあります。
東京配属が多い職種
一方で、東京配属が多い職種は以下が挙げられます。
事務系の職種
それぞれ、簡単に説明していきます。
事務系の職種
事務系の職種は次のものが挙げられます。
- 事務
- 経理
- 法務
- 総務
- 人事
事務系の仕事は、会社内の業務が円滑に行われるようにフォローする仕事が多くあります。
「縁の下の力持ち」のような仕事かも知れません。
本社への勤務や比較的大きな支店・事業所に配属されることが多く、本社の多い東京に勤務することが多くなります。
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東京配属が多い仕事の傾向
東京配属が多い仕事の傾向は、次のようなものが挙げられます。
2、BtoB企業
それぞれ、簡単に説明していきます。
ベンチャー企業
一つ目は、ベンチャー企業です。
ベンチャー企業とは、「新しい技術や高度な知識を基に、既存の大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する企業」とされています。
ベンチャー企業の大半は、IT企業やインターネット企業のような最先端の事業を行う企業です。
そのため、情報の集まる東京に集中しています。
また、アイデアを形とするためには優秀な人が必要となります。そのため、従業員にとって生活に便利な場所にオフィスを持つことによって、優れた人材を集める狙いもあります。
BtoB企業
二つ目は、BtoB企業です。対企業向け企業は次の通りです。
- BtoBメーカー
- 広告会社
- 商社
- コンサルティング企業
BtoBメーカーの商材で代表的なものは、素材や部品メーカーなどがあります。
顧客が企業になるため、顧客の本社の多い東京など大都市での勤務が多くなります。
また、広告会社や商社も他企業との関わりが強いため、配属地は東京が多いです。
しかし、出張も多いため、常に東京で働くとは限りません。
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まとめ
今回は「地方配属、東京配属」それぞれ多い職種・業界まとめについて紹介しました。
もちろん、今回の記事に挙げられた職種や業界が必ず地方・東京での配属というわけではありません。
もし、選考を受ける際は、必ず企業に確認をしてください。
ちなみに、弊社が運営するリモート転職でも、東京で働きたい方とのオンライン面談を日々、実施しております。