2021.11.25転職

コンサル転職の面接で聞かれる質問事例とは?【失敗パターンも合わせて紹介】

 

「コンサルの面接ってどんなことを聞かれるか不安、、」

こんにちは、リモート転職を運営する株式会社Carions代表の山下です。

弊社では、20代のハイクラスの方の転職支援をしており、コンサル業界への転職支援を行なっています。

 

近年、コンサルティング業界は市場の拡大によって、人材不足が叫ばれています。

そのため、20代の未経験の方でも挑戦できる可能性が広がっており、私の周りでもコンサルティングファームへの転職を目指す友人が多くいます。

しかし、コンサルティングファームの面接は、どこか難易度が高いイメージがあり、「面接でどんなことを聞かれるのだろう?」と懸念している方は多くいます。

そこで、今回は「コンサルティングファームへの転職の面接において、実際の質問事例」についてご紹介します。

合わせて、面接で失敗してしまいがちなパターンと面接の準備のポイントも紹介します。

コンサルへの転職を考えている人は、参考にしてみてください。

また、合わせてコンサルへの転職のプロフェッショナルであるリネアコンサルティング社へのインタビュー記事も目を通して頂ければと思います。

【関連記事】
▶︎【コンサルという選択肢】リネアコンサルティングの大森さんにインタビューしました。

コンサルへの転職の面接で聞かれる質問の事例について

コンサルティングファームへ転職する際に、面接で聞かれる質問は大きく3つに分類されます。

  1. 人柄・価値観に関する質問
  2. スキル・経験に関する質問
  3. 志望動機

それぞれ、簡単に質問事例を紹介します。

人柄や価値観に関する質問

1つ目は、人柄や価値観に関する質問です。

コンサル業界の選考では、スキル面が重視されるイメージがありますが、人柄や価値観について問われることは多いです。

Q、自己紹介をお願いします

コンサルに限らず、一般的に聞かれる質問ですが、

自分の職歴やスキルについて、完結に説明することが求められます。

自己紹介で、人柄も判断されていることが多いので、自然な表情や笑顔を心がけられると良いです。

Q、あなたの強み・弱みを教えてください

長所・短所を3つほど挙げ、説明します。

長所は例えば、学習意欲の高さ・目標達成志向性など、企業にとって有益になると感じられるものを挙げられると良いでしょう。

ただ、長所のみを挙げ、短所は「ありません」と答えてしまうと、自分のことを客観視できてない人だと判断されかねません。

短所を挙げる際には、その短所に対して意識的に取り組んでいることも話すようにすると、前向きに伝えることができます。

Q、これまでに何か達成したことがあれば教えてください

自分がこれまで仕事において達成したことを、その際に活かしたスキルや考えと一緒に答えます。

それを達成した結果、どのような利益をもたらすことができたのかまで説明できると、より明確に伝えることができます。

Q、これまで難しい問題にどのように対処したのか教えてください

どのようなことを「困難である」と感じるのか、課題解決の際の考え方や取り組み方を見ています。

コンサルの業務では、論理的思考能力が問われることが多いため、その考え方や行動が論理的なアプローチであれば高く評価されます。

そのため、困難に対して、「どのように考え」「どのような行動をしたのか」を論理的に説明できるように準備しておくと課題解決への考え方を示すことができます。

昨今のコンサル業界では、企業の課題が複雑・多様化しており、コンサルタントに求められる能力も多様化しています。

そのため、学び続ける姿勢を持っているかはかなり重要な指標となるため、困難に直面した時も、積極的に学び続ける姿勢は欠かせないものとなります。

スキル・経験に関する質問

2つ目は、スキル・経験に関する質問です。

これは志望するコンサルティングファームによって大きく聞かれる内容が異なります。

例えば、人事系のコンサルティングファームとITのコンサルティングファームでは求められる経験や知識が異なるため、質問される内容は全く異なることになります。

Q、これまでに経験した業務内容を教えてください

これまでに身につけたスキルや業務で経験してきたことを見極めます。

Q、〇〇社がサービスに利用しているIT技術について説明してください

実例を元に専門知識や考え方を見極めます。自身の専門分野について積極的に学ぶ姿勢があるかが重要になります。

Q、日本にサッカーボールはいくつあるか?

正解はないですが、論理的思考力を見る質問です。

答えが合っているかよりも、答えを導き出すプロセスとロジックに注目しています。

論理的思考能力・コミュニケーション能力は、どのコンサルティングファームでも共通して求められるスキルになります。

自分が出した回答に対し、論理的な説明ができるかを意識して考えることが大切です。

志望動機

3つ目は、志望動機です。

コンサルの仕事は華やかなイメージを持ちがちですが、実際はデータ分析や資料の作成といった泥臭い仕事が多いです。

そのため、「なぜ、コンサルを志望しているのか」という思いがどれだけ明確になっているかは重要な判断ポイントになります。

Q、あなたはうちの会社で何がしたいのですか?

などの質問で、転職後のビジョンを問われることが多いです。

どのような志望動機が評価されるのか、どのようにビジョンを明確にすればいいのかに関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。

【関連記事】
▶︎コンサル転職で評価される志望動機のポイントと作り方とは?

 

コンサル転職の面接における失敗パターン

コンサルティング業界自体が人材不足ではありますが、やはり採用要件は高いです。

企業も誰でもいいから採りたいというわけではないので、落ちてしまう方も多くいます。

コンサル転職の面接で、失敗してしまう事例はどのようなものがあるのでしょうか。

いくつか、事例をご紹介します。

志望動機が固まりきってない

1つ目は、志望動機は固まりきっていないことです。

コンサル以外の転職にもいえることですが、「なぜ、コンサル業界に転職したいのか?」という志望動機が固まっていないまま面接に望んでしまうと失敗してしまいます。

上述しましたが、コンサルの面接では、自分の考えを論理的に伝えることができるかという論理的思考力が重要なポイントになります。

そのため、志望動機が固まらないまま面接に望んでしまうと、自分の考えを論理的に整理できていないと判断され、不合格になってしまう可能性が高いです。

「なぜ、コンサルに転職したいのか」「コンサルタントとして何を実現したいのか」については、論理的に説明できるように準備をしておく必要があります。

繰り返しになりますが、志望動機については、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。

【関連記事】
▶︎コンサル転職で評価される志望動機のポイントと作り方とは?

面接対策を怠ってしまう

2つ目は、面接対策を怠ってしまうことです。

業界についてのリサーチもそうですし、企業ごとのリサーチも十分に行う必要があります。

コンサルティングファームの中にも、「総合/IT/戦略/会計..」と多様な分野があります。

そのため、”コンサル”という大きな括り方でしか捉えられていないと準備不足と捉えられます。

また、コンサルの面接では、ケース面接が実施される場合もあります。

ケース面接では、出された課題に対し、論理的な思考ができてるかが問われますが、そのような論理的思考力は訓練によって鍛えることができ、対策の有無によって明確に差がつきます。

「何とかなるだろう」と考えて望んでしまうと、他の面接者と比べて本気度が足りないと判断されかねません。

できうる対策は徹底して行うようにしましょう。

面接の失敗事例は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【関連記事】
▶︎コンサル転職の面接での失敗事例をご紹介します

 

コンサル転職の面接で準備すべきこととは?

ここまで、コンサルの転職面接での質問事例を紹介してきましたが、これらはあくまで一例にすぎません。

本来は、実際に面接を迎えるまでに、全ての質問内容を把握することは不可能です。

重要になるのは、どんな質問がきても対応できるような準備して面接に臨むことです。

では、どんな準備をして面接に臨めばいいのでしょうか。

面接までにすべき準備ポイントを紹介します。

自分と徹底的に向き合う

コンサル転職の面接準備でもっとも大切なのは、「なぜ、コンサルタントになりたいのか」といった転職理由やなりたい姿を言語化することです。

論理性を持って説明できるように意識することで、論理的思考力を面接官に示すことができます。

自分の中で、これまでに経験してきたこと・今後のビジョンが明確に言語化されていれば、自分のことについてはどんな質問でも対応できるようになります。

何よりもまず、自分自身と徹底的に向き合って、考えを言語化することが必須です。

ケース面接・論理的思考能力の対策

上記の通り、ケース面接や論理的思考能力は対策によって差がつく部分なので、面接までに勉強をしておく必要があります。

書店に行けば数多くの書籍が並んでいるので、それを参考に勉強を進めることをおすすめします。

>>参考書籍:東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート

中でもこちらは、課題解決の際の考えたのフレームワークを学ぶことができ、面接対策としておすすめです。

繰り返しになりますが、ケース面接で評価されるのは、回答ではなく考え方です。

勉強の際には、その思考法を再現できるかを意識することが大切です。

「なぜなら」を口癖にするなど、日頃から論理的に考える癖をつけるように意識しましょう。

まとめ

今回は、コンサル転職の面接で聞かれる質問事例について紹介しました。

繰り返しますが、質問事例はあくまで一例でしかありません。

自分と徹底的に向き合い、どんな質問がきても答えられるように準備をすることが面接合格への一番の近道になります。

リモート転職では、コンサルへの転職も支援していますので、気軽にご相談ください。

関連記事:コンサルへの転職で失敗したくない人向け【失敗するパターンと対策方法とは?】

関連記事:コンサルに転職するための志望動機の作り方について【バランスが重要】

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