「アルバイトでもいいから、東京で憧れの仕事につきたい」
私がリモート転職のサービスを通して数多くの上京する方を支援する中で、このような相談をよく受けます。
せっかく上京するからには、憧れの仕事に就きたいと考えている方は多いはずです。
しかし、憧れの仕事はアルバイトなどの非正規の雇用形態であることも多く、東京で生活していけるだろうかと心配に思う方もいます。
そこで、今回は、「非正規でも憧れの仕事に就くべきか」についてご紹介します。
ぜひ、参考にして見てください。
Contents
よくある憧れの仕事とは?
よく耳にする憧れの仕事として、アパレルやマスコミ、エンタメなどの仕事があります。
ブランドのショップ店員や、テレビ番組の制作会社、ライター、イベント系の仕事などが多いのではないでしょうか。
しかし、いずれの仕事も非常に人気で正社員での採用が少なく、アルバイトや派遣社員などの雇用形態であることがほとんどです。
やりたいことを貫くべきか、生活の安定を優先するべきか悩むのではないでしょうか。
非正規でも憧れの仕事に就くべきか
では、非正規であっても憧れの仕事に就くべきなのでしょうか。
近年、働き方は非常に柔軟になり、一概に正社員という雇用形態が良いとは言えない時代になっています。
とはいえ、まだまだ転職市場において正社員経験の有無や雇用形態が採用に影響することは大いにあります。
つまり、正社員経験がある方が評価されやすいことは事実です。
アルバイトや派遣社員から正社員になることは、正社員からアルバイトや派遣社員になることよりも難しいと言えます。
安易な気持ちでアルバイトや派遣社員を選んだことで、正社員に戻れずに苦労をしている方も実際にいます。
だからこそ、非正規での働き方を選ぶことは、慎重に判断しなければなりません。
上京して仕事探しをする目的を明確にする
そこで大切なことは、上京転職の目的を明確にすることです。
上京することで、何を実現したいのかという目的によって働き方を選ぶことをオススメします。
絶対に就きたい仕事があるのか、それともまずは東京で安定した生活を手にしたいのか、などの目的を今一度、見つめ直す必要があります。
そして、実現したいことの優先順位づけも非常に重要です。
就職活動や転職活動では、どうしても欲張りになり全てを同時に叶えようとしてしまいます。
もちろん結果的に、就職や転職をすることで全てが叶う可能性もあるかもしれません。
しかし、全てが叶うほど都合のいい話はないことがほとんどです。
だからこそ、どうしても譲れないものは何かという優先順位を考えておく必要があります。
デメリットも理解した上で選択する
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選択することをオススメします。
特に非正規での働き方は、どうしてもリスクを伴い、給与面も正社員より低くなるというデメリットがあります。
デメリットを理解した上で、決断することでさらに自分自身覚悟が固まるはずです。
リスクを負ってでも、夢を追いかけて憧れの仕事を選ぶのか、それとも上京して社会人経験を積むのかを考える必要があります。
リモート転職のおすすめ
リモート転職では、正社員での仕事を選択することをオススメしています。
もちろん「絶対に憧れの仕事に就きたい」という強い意志があり、その意志に行動が伴っている場合は別です。
しかし、その覚悟ができていないようであればまずは上京して、正社員として社会人経験を積んでいくことを強くオススメしています。
結果的に、その方が将来の人生の選択肢や可能性が広がると考えているからです。
また、決して簡単ではありませんが、近年では社会人未経験からでも正社員を目指せるチャンスも豊富にあります。
まずは社会人として、スキルアップしていくことこそが将来の可能性に繋がるのではないでしょうか。
それでも憧れの仕事に就きたい方へのオススメ
それでも憧れの仕事に就きたいという方もいるはずです。
そんな方は、実際に憧れの仕事の選考を受けてみてもいいと思います。
選考を受ける過程で感じることもたくさんあるはずです。
また、実際にその仕事に就いている人に直接話を聞いてみることもオススメします。
憧れの仕事も外から見る場合と中から見る場合とでは、大きく異なる場合があります。
リアルな苦労や大変さを聞いた上で、「それでもやりたい!」と思えるのであれば本気で目指す方がいいのではないかと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「非正規でも憧れの仕事に就くべきか」についてお話をしました。
週に1度は受けている質問に対する回答を記事にしてみました。
是非、参考にしてみてください。
ちなみに、リモート転職では、上京転職を目指す方の支援をしています。転職活動の目的の整理や面接対策なども行なっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。