都会に憧れ、地元を離れて上京してみたけど、いざ上京してみると
「なんだか地元が恋しい…。帰りたい…。」
そう思う人は、少なくないのではないでしょうか。
こんにちは。私は、上京を支援するリモート転職を運営する株式会社Carions代表の山下です。
株式会社Carions代表取締役。リクルートスタッフィング出身の国家資格キャリアコンサルタント。毎年300名以上の転職・上京支援をしています。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに、闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視したキャリアコンサルティングが得意です。
私自身も4年前に地元である関西を離れ、上京しました。
最初の3ヶ月くらいは、毎日、実家の愛犬の写真を眺めながらホームシックになったものです。
しかし、今思えば「そんなこともあったかな」程度の思い出となり、すっかり東京に慣れてしまいました。
また、たくさんの方の上京を支援する中で、辛い瞬間を乗り越えた話をよく耳にします。
そこで、今回の記事では「上京して辛いと感じる瞬間ベスト3とその乗り越え方について」というテーマでお話しします。
「上京に興味はあるが、失敗したらどうしよう…」と不安に思っている悩んでいる方は
是非、参考にしてみてください。
Contents
上京して仕事が辛いと感じる瞬間ベスト3
まずは、「上京して辛いと感じる瞬間ベスト3」についてご紹介していきます。
- ホームシックになる
- 生活費がかかりすぎて生活苦しくなる
- 仕事が合わない
それぞれ、簡単に説明していきます。
①ホームシックになる
1つ目は、ホームシックになることです。
ホームシックが理由で、せっかくの上京を後悔する人が多くいます。
上京した最初のうちは、東京での生活に新鮮さを感じ、観光気分で色々な場所に出かけ、心が躍ります。
しかし、徐々に東京の生活に慣れてくると、新鮮味が薄れ、東京での生活が「いつもの日常」になり始めます。
そんなときに、急に地元の友人や家族の顔が浮かんで恋しくなってしまうのです。
②生活費がかかりすぎて生活ができなくなる
2つ目は、生活費がかかりすぎて生活が苦しくなることです。
東京では、家賃や食費などの生活費が非常にかさみます。
東京のワンルームの家賃相場は、約7万円と言われていますし、
それに加えて、毎月の光熱費・食費・携帯代・交通費、その他もろもろの交際費が、全て自己負担になります。
私が新卒の時は、生活費に1か月分の給料がほぼ消えました(笑)
上京前に思い描いていた都会での理想の生活と、余裕のない現実にギャップを感じ
上京を辛いと感じてしまう人も多いようです。
③仕事が合わない
3つ目は、仕事が合わないと感じることです。
自分が思い描いた仕事と実際の仕事にギャップがある場合に、辛く感じます。
仕事内容、業務量、残業時間、人間関係などなど、人それぞれ重視するポイントは違いますが
1日の大半を費やす仕事ですから、楽しくやれたほうが良いに決まっています。
ただ、何となく上京してきた人の中には、思ったような仕事をすることができず、上京を後悔する人は多いです。
上京して仕事が辛い状況を乗り越える方法とは?
ここまで、上京して辛い瞬間についてご紹介しました。
それでは、東京での生活に慣れた人はどのように辛い状況を乗り越えているのでしょうか?
ここでは、辛い状況を乗り越える4つの方法をご紹介します。
- 東京でコミュニティを作る
- 定期的に地元に帰る
- 節約術を身につける
- 思い切って転職する
それぞれ、簡単に説明します。
1、東京でコミュニティに属する
まず、1つ目は東京でコミュニティに属することです。
東京で、新たな繋がりを作って、心の拠り所を作ることが何よりも大事です。
社会人サークルや、勉強会、自分の趣味に特化した集まりなどを探して、物怖じせず飛び込んでみることをおすすめします。
きっと、繋がりを作りたいと考えている人は、あなただけではありません。
趣味などを通じて出会った人と仲良くなり、定期的に飲み会やイベントが開催されるような仲になれば
気が付いたころには、ホームシックは無くなっているはずです。
2、定期的に地元に帰る
2つ目は、定期的に地元に帰ることです。
東京に来たからといって、ずっと東京にいる必要はありません。
たまに、一旗上げるまで地元には帰らないぞ!と意気込む方もいますが、
「地元に帰りたい」と思えば、長期連休などを利用して帰ってしまえばいいのです。
東京での生活に慣れるまでは、無理せず定期的に地元へ帰り、自然と自分の居場所が都会になるのを待つのです。
3、節約術を身につける
3つ目は、節約術を身につけることです。
東京には、ルームシェア専用の物件などもたくさん存在します。
同じような境遇の友人や同僚がいれば、一緒に住む提案をしてみましょう。
家賃、光熱費は折半となり、かなり余裕が出てくるはずです。
また、”自炊をすること”も節約術の1つです。
東京でランチをしようと思うと、1食1,000円以上なんてこともざらにあります。
毎日のことなので、出来る限り自炊をしてみましょう。
とは言っても、毎日お弁当を作るのはハードルが高い…なんて方は、
前日の夜にご飯を炊いておにぎりを作って持っていけばよいのです。
無理せず、自分に合った方法を選びましょう。
4、思い切って転職する
4つ目は、思い切って転職をすることです。
東京に来て、本当に仕事が合わないと思うのであれば次の仕事を探すこともできます。
しかし、なんとなくで仕事を選んでしまうと、業務内容や人間関係につまづいた時にまた辞めたくなってしまうかもしれません。
だからこそ、転職活動する上で、絶対に譲れない軸を固めてから、挑むことが必須です。
すでに転職をお考えの方へ
「転職はしたいが、何から手を付けて良いか分からない…」と思われた方もいるかと思います。
こちらの記事で、就職支援・転職支援業界に身を置いている私がおすすめする転職サービスを、厳選してご紹介しています。
転職サービスによって、求人数が多いものや、自己分析に寄り添ってくれるなどそれぞれ特徴があり、
登録自体はどれも無料なので、複数登録をしておいて間違いないです。
まとめ
今回は「上京して辛いと感じる瞬間ベスト3とその乗り越え方」について紹介しました。
東京での生活は、慣れるまでは、辛いと感じることが多く「なぜ上京したんだろう…」と後悔することもあると思います。
しかし、工夫次第で、乗り越えられる事もたくさんあるということがご理解いただけたら幸いです。
せっかく上京したのですから、「ピンチはチャンス」と捉え、チャレンジしてみましょう。
もしあまりにも合わなかったら、いっそのこと地元に帰るという選択肢もあります。
しばらくすると、「そんなこともあったかな」と良い思い出になるはずです。