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2019.08.01上京

【上京就職】中途で上京して就職する際に準備すべきこととは?

 

「上京して就職したいけど何から準備すべきだろう?」

今回は、そんな質問にお答えします。

こんにちは、上京を支援するリモート転職を運営する株式会社Carions代表の山下です。

 

転職して東京で働きたいと思っても、何から準備していいかわからず踏み出せない人は結構多いです。

上京はとても大きな意思決定だからこそ、入念な事前準備が重要です。

そこで、今回は「中途で上京就職する際の流れと準備すべきポイント」についてまとめました。

上京したいけど何から準備していいか不安な方は、参考にしてみてください。

 

 

 

中途の上京就職の流れについて

まず、中途での上京就職における流れを確認します。

実際に上京するまでの流れは

  1. 上京に必要な費用を準備する
  2. 東京での仕事を決める
  3. 東京での物件を探す

このような流れが、一般的かつおすすめです。

 

1、上京に必要な費用を準備する

上京の第一歩として、必要な費用を準備する必要があります。

上京をするには、当然ながらお金が必要です。

資金面をクリアするために、まずは必要な費用を把握しておくことをおすすめします。

ここでは、上京に必要な費用として

  1. 引っ越し費用
  2. 賃貸物件の初期費用
  3. 家具家電などの購入費用
  4. 東京の家賃相場
  5. 東京の生活費相場

上記の5つを紹介します。

それぞれ、簡単に説明していきます。

 

引っ越し費用

1つ目は、引っ越しにかかる費用です。

上京する際に、東京に荷物を持っていく場合に必要となる資金です。

引っ越し費用の相場は、約4万円〜10万円と言われています。

東京までの移動距離や、引っ越しの時期で金額が大きく変動し、

距離が東京から遠い場合や、引っ越しする時期が繁忙期などと重なると料金が高くなります。
一般的に、安い時期は5月〜2月、高い時期は3月〜4月となっています。

その中でも、最も安い11月と最も高い3月の単身での引っ越し相場を比較すると、

  • 11月相場:約5万2千円
  • 3月相場  :約6万3千円

となり、時期により最大約3万円ほどの差が出ることがわかります。

また、繁忙期には、思うように予約をできず、予定日までに引っ越しができない可能性もあります。

引っ越しの費用を少しでも安くしたい方は、料金相場が安くなる時期や月の引っ越しをおすすめします。

業者を選ぶ際には、1社だけで決めるのではなく、複数の会社の見積価格を一括で比較できるサービスを利用して、できるだけ安い業者を選ぶことが必須です。

>>一括で比較できる「引越し侍」の予約サービス

賃貸物件の初期費用

2つ目は、賃貸物件の初期費用です。

上京するためには、東京で住む物件を契約する必要があります。

その際に、敷金や礼金といった初期費用が必要です。

契約にかかる初期費用の相場は、だいたい家賃の4~6ヶ月分となります。

東京都23区のワンルームの平均家賃相場は7万円なので、約28〜42万円が必要です。

不動産会社としても、初期費用の高い物件は人が寄り付きづらいということがわかっています。

そのため、周りに競合がたくさんいたり、立地が不便な物件は、敷金・礼金が低く設定されていることがあります。

物件を探す際に、家賃だけでなく、敷金・礼金も注意深く見てみることが大切です。

また、初期費用を抑える方法して、賃貸契約の利用者が少ない時期を狙うのも有効です。

6月から8月、10月から年末にかけては、利用者が少ない時期なので、交渉によっては初期費用を値引きしてくれるかもしれません。

 

家具・家電などの購入費用

3つ目は、家具・家電などの生活用品の購入資金です。

物件だけ契約しても、ベッドなどの生活用品が揃ってなければ、新生活をスタートすることができません。

ベッド・テーブル・ソファといった家具のほか、冷蔵庫・テレビ・洗濯機といった家電も必要となります。

それら生活で必要になるものを揃えると、

  • ベッド    約3万円
  • テーブル   約1万円
  • ソファ    約2万円
  • カーテン   約8千円
  • 家具合計   約6万8千円
  • 冷蔵庫    約3万円
  • 洗濯機    約2万円
  • テレビ    約2万円
  • 照明     約5千円
  • エアコン   約2万円
  • 炊飯器    約7千円
  • 電子レンジ  約6千円
  • 家電合計   約10万8千円
となり、合計で20万円弱の資金が必要になります。

しかし、買い揃えた生活用品の中で、実際に使わないものがあると、資金がもったいないです。

そのため、まずはベッドや冷蔵庫といった確実に必要なものだけを購入することが肝です。

その後、生活する中で必要になったものを徐々に買い揃えていくことをおすすめします。

そうすることで、本当に必要なものだけを揃えることができるので余計な出費を抑えることができます。

また、メルカリジモティーなど、不要となった生活用品を無料で譲り受けたり、安く買うことができるサービスもあります。

費用を徹底的に抑えたい方は、結構使っているケースが多いです。

 

東京の家賃相場

4つ目は、東京の家賃相場です。

家賃は毎月支払わないといけないため、上京後もかかる費用となります。

東京23区内のワンルームの家賃相場は平均で約7万円/月 程度です。

もっとも高いところで、中央区の8.2万円、安いところで江戸川区の5.6万円となります。

せっかく上京しても、家賃が払えなければ、生活ができません。

家賃の2ヶ月分は、上京前に貯めておけると安心です。

 

東京の生活費相場

5つ目は、東京の生活費相場です。

東京は都道府県別の物価水準で全国平均100に対し108.5ともっとも高い水準となっており、生活費が多くかかります。
東京での生活は、家賃・電気・ガス・水道料金や、食費や交際費などを含めると約15万円/月ほどが必要です。
生活費に関しては、どういう生活をするかが人それぞれであり、節約すれば抑えられる費用でもあります。

上京前には、家賃同様、2ヶ月分を貯めておけると安心です。

ちなみに、こちらの記事では、上京就職をする際の不安と注意点について、実際に上京したOさんの例を元に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

>>上京就職をする際の不安と注意点についてご紹介します【実際に上京したOさんの例】

2、東京での仕事を探す

必要な費用の準備と同時に進めるのが、東京での仕事探しです。

自分自身で、ナビサイトなどを通して求人に応募する方法もありますが基本的には転職エージェントを頼った方が安心だと思います。

ナビサイトだと、求人選定も選考も独力で臨むことになります。

一方で、転職エージェントを味方につけておくことで、自分にマッチした求人の紹介や、面接日程の調整やフォロー、条件交渉なども代わりに行ってくれます。

ここでは、上京就職を目指す人におすすめの転職エージェントを紹介します。

>>実際に

 

リクルートエージェント

リクルートエージェント人材業界最大手なため、一般のサイトには掲載していない非公開求人が豊富にあります。

安心できる最大手からたくさんの求人を紹介してもらいたいという人は、リクルートエージェントへの登録は必須です。
>>https://www.r-agent.com/

 

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラスの方向けのサービスです。

職務経歴書を登録することで、その内容に興味を持った優良企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。

8割以上の転職成功者は、スカウトメールへの返信をきっかけに転職しています。

職務経歴書の登録は無料なので、とりあえず登録してみてスカウトを待つのもありです。
>https://www.bizreach.jp/

リモート転職

リモート転職は、地方から上京する20代の正社員求人に強みを持っています。

大企業に入社後に、地方配属になった方を始め、最近では金融機関やMR、人材業界で勤務している方からのご相談が増えています。

求人は、大手人材系企業や、急成長中のIT・WEBベンチャー業界などが得意領域です。

職種は、マーケティング・企画・営業・人事・広報・ITエンジニアなどに幅広くご紹介が可能で、複数の転職エージェントと提携しているため、自社求人だけでなく客観的な支援をすることが可能です。

>>https://remote-tenshoku.jp

 

東京での物件を探す

東京での仕事が決まったら、次は物件を探す必要があります。

ここでは、物件を探すポイントとして

  1. 東京のおすすめの街
  2. 物件にかける費用

の2つを紹介します。それぞれ、簡単に説明します。

 

東京のおすすめの街

今回は、家賃相場・利便性・治安・おしゃれさなどを考慮して、いくつかおすすめの街を紹介します。

どこに住めばいいのか決める際に、参考にしてみてください。

 

亀有

家賃相場:安い 利便性:生活○交通△ 治安:一部悪い

都心からは少し距離がありますが、下町の人情味溢れる街です。

安いところだと4万円程度の家賃の物件も見つけることができます。

また、家賃相場だけでなく、物価も安く、駅周辺に24時間営業のスーパーもあるので、生活には困りません。

ただ、一部治安の悪い部分があること、都心に出るには一度乗り換えする必要があることは注意が必要です。

 

国分寺

家賃相場:安い 利便性:生活◎交通○ 治安:普通

23区外の国分寺市に位置しており、家賃相場は5.77万円と相場より安く設定されています。

23区外とはいえ、新宿まで乗り換えなしで20分でいくことができるなど、交通の利便性にも恵まれています。

駅前には大型スーパーや飲食店があるので、1人暮らしには優しい環境になっています。

 

目白

家賃相場:やや高い 利便性:生活○交通◎ 治安:良い

山手線内ということで、家賃相場は高めです。

ですが、ファミリー向けの住宅街のため防犯意識が高く、治安がいいことが特徴です。

渋谷まで山手線で14分で行くことができるなど、山手線での交通の利便性は良いです。

 

護国寺

家賃相場:平均並み 利便性:生活△交通○ 治安:良い

オフィスやビルが並ぶ閑静な街並みで、治安が非常にいいです。

また、池袋まで有楽町線で2駅、新宿までも12分で行くことができ、交通の利便性も高いです。

買い物施設には、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、池袋まで出れば全て揃えることができます。

 

吉祥寺

家賃相場:高い 利便性:生活◎交通○ 治安:やや悪い おしゃれ

駅前の商業施設から、井の頭公園といった魅力的な場所が周辺に豊富にあり、それゆえに家賃相場は高めです。

井の頭線を使えば渋谷まで16分、中央線を使えば新宿までも16分で行くことができ、交通の利便性も高いです。

住みたい街ランキングでも上位に入っている通り、東京ではトップレベルの住みやすさです。

治安に関しては、駅周辺に繁華街があるため、トラブルは少々起きやすいかもしれません。

 

中目黒

家賃相場:高い 利便性:生活○交通○ 治安:良い おしゃれ

蔦屋家電などのおしゃれなカフェが立ち並び、再開発によりデザインされた洗練された街です。

高級住宅街のため家賃相場は高めですが、徒歩15分圏内まで広げると、6万円台の物件も見つかります。

東横線を使えば渋谷まで4分で行けるなど、交通の利便性も申し分ないです。

 

池袋

家賃相場:やや安い 利便性:生活◎交通◎ 治安:やや悪い

駅前には商業施設が豊富にある上、JR・西武線・東武線・東京メトロが通っています。

利便性が非常に高いわりに、家賃が安くコスパがいいです。

ただ、人が多いがゆえにトラブルが起きやすい場所ではあります。

 

田端

家賃相場:やや安い 利便性:生活○交通○ 治安:良い

田端駅は、山手線内ではもっとも家賃相場の安い駅です。

また、山手線だけでなく京浜東北線も使うことができ、交通の便に優れています。

京浜東北線では、東京駅まで快速で12分で行くことができます。

駅前に商業施設が集中しているため、駅から離れると買い物は不便かもしれません。

閑静な住宅街で地域の目が行き届いているため、治安はいいです。

 

物件にかける費用

住みたい場所は見つかったら、どれくらいの家賃の物件に決めればいいのでしょうか。

目安として、家賃は自分の手取りの3分の1程度の物件を選びましょう。

月の給料が20万円なら、6~7万円/月の家賃であれば問題ありません。3分の1を超えてしまうと、生活費が苦しくなってしまいます。

家賃の安い物件を見つけるためのポイントとして、

築年数や駅までの距離を妥協できれば、安い物件を発見できる可能性が高まります。

例えば、駅まで徒歩15分の物件は敬遠しがちですが、実際は自転車を使えば5分で到着できます。

駅前で駐輪場を契約する費用を加算しても、駅前の物件を契約するより安く済むことが多いです。

また、自宅から他の駅も使える可能性が高まり、複数路線を最寄駅にできる可能性があります。

主要でない駅の駅近に住むよりも、主要駅の駅遠に住んだ方がお得です。

家賃はもちろん目安よりも安い場合は心配いりませんが、安さのみを重視した結果、不便な生活を強いられ、仕事に集中できなくなってしまっては元も子もありません。

自分の給与と相談してバランスの取れた選択をすることが大切です。

 

まとめ

今回は、中途の上京就職で準備すべきことについてまとめました。

上京は、調べることや準備すべきことが本当に多いですが、手順とポイントをきちんと理解することで、踏み出しやすくなるかと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

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