「コロナ禍での転職は厳しいですか?」
と質問を受けることが多くなりました。
こんにちは、転職を支援するリモート転職を運営する株式会社Carionsの山下です。
20代の転職を支援する株式会社Carionsの代表取締役。リクルートグループ出身。年間300名以上の転職・上京を支援しています。。上京支援のプロとして、マツコDXさんが出演する東京MX テレビ「5時に夢中!」に出演。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視した転職支援を実施しています。
普段、転職支援をする立場として、今回のコロナウイルスの影響で、転職活動は明らかに難しくなったと感じています。
しかし、こんな状況だからこそ焦って転職をするのではなく、きちんと情報収集した上で適切なアクションを取るべきです。
そこで、今回は「コロナウイルスの影響で転職が厳しい3つの理由」と「コロナ禍で転職を成功させるための5つのポイント」について、考えてまとめてみました。
今、転職を考えている方は、ぜひ読んでいただければと思います。
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Contents
コロナによって転職が厳しい
繰り返しになりますが、コロナウイルスの蔓延によって転職活動は難しくなりました。
個人的には、コロナ前とは全く別と考える方がいいと思っています。
”コロナウイルスによる転職市場全体への影響”については、こちらの記事で詳しくまとめていて、求人数の変化やコロナ禍でよく受ける質問について説明しているのでチェックしてみてください。
コロナで転職が厳しい3つの理由とは?
早速ですが、”コロナによって転職が厳しくなった3つの理由”について解説します。
2、求職者数はほぼ変わらない
3、未経験者を育てる余裕がない
1、求人数が大幅に減少
1つ目は、求人数の減少です。
コロナウイルスの影響で、求人数が大幅に減少しています。
「採用をしている場合ではない」というのが本音で、採用ストップする会社が相次ぎ、採用を継続する会社でも、より慎重になっています。
また、この流れは長期化することが見込まれます。
なぜなら、コロナウイルスの蔓延がいつ収まるのか?そもそも収まるのか?は誰にもわからないからです。
2、求職者数はほぼ変わらない
2つ目は、求人数が減少しているのに対して、求職者数はほぼ変わらないということです。
むしろ、転職したい人は微増しているというデータすらあります。
そうすると、「少なくなった求人をこれまでよりたくさんの求職者で取り合う状態」が生まれています。
必然的に選考の難易度は上がり、積極的に募集している求人に対しては、多くの候補者が集まります。
コロナ前だと「この方はすぐ転職先が決まるだろうな」と感じるレベルの方でも、現状だと苦戦しているのが現状です。
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未経験者を育てる余裕がない
3つ目が、未経験者を育てる余裕がないということです。
企業にとって、採用活動は大きな投資です。
投資するからには、売上・利益といった形で回収をする必要があります。
また、未経験の方を採用することは、長期的な投資と言えます。
業界や職種について、未経験の方の場合は、会社に利益をもたらすまでの育成期間が必要です。
もちろん、その期間は売上・利益に直結しづらく、むしろ教育などのコストがかかります。
そのため、このような混乱している状況では、未経験者に投資をするより、短期的に会社を立て直すことのできる即戦力人材への投資が優先になります。
dodaのデータでも、年収400万円以下の求人数が大幅に減少している結果が出ています。
コロナ禍で転職をする上での5つのポイント
決して大げさな表現ではなく、企業は命がけで採用活動をしています。
その中でも、未経験者の採用については、長期的な視点での投資のため、採用してすぐに辞められては困ります。
そのため、コロナ前よりも採用に対して慎重になっていますし、応募者数が多く集まる分、求職者を見る目も肥えています。
その中で、この状況下の中で転職したいと考えている方がどのように転職活動に挑むべきかをまとめてみました。
2、主体的に情報を取りにいく
3、実際にアクションに移す
4、今置かれている場で結果を出す
5、第三者に相談する
コロナ前と市場が違うことを認識する
まず、コロナ前と転職市場が大きく変化していることを認識することです。
コロナ前とコロナ禍では、選考の難易度も大きく変わっています。
もちろん、転職する先は慎重に選ぶ必要があります。しかし、同時に企業から選ばれる必要があります。
それも、たくさんの応募者の中から自分を選んでもらう必要があるのです。
そのため、「企業が私を採用する理由」について、自分自身が認識する必要がありますし、もしそれがない場合は作る必要があります。
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主体的に情報を取りに行く
2つ目は、主体的に情報を取りに行くことです。
少ない椅子をたくさんのプレイヤーで奪い合うので、差別化が必要です。
そのために、自ら情報を取りに行くことが重要です。
業界や企業、職種についての理解を深めることで、本気度を示すことができます。
本気度は、企業が採用を決める1つの理由になり得ますし、他のプレイヤーとの差別化を図ることもできます。
今では、YouTubeでも簡単に情報を得ることができますし、関連する書籍を読んで勉強数rこともおすすめです。
実際にアクションに移す
3つ目は、実際にアクションに移すことです。
情報を取得するだけでなく、アクションに移してみることです。
アクションとは、例えば人に会いにいくこともそうですし、スクールに通うことも挙げられます。
情報を得ることは誰でも簡単にできます。しかし、コロナ禍で転職を成功している人は、とにかく積極的に動いています。
例えば、プログラミングに興味を持ったらプログラミングスクールに通ってみたり、実際にエンジニアをしている人に会って話を聞くこともあります。
実際にアクションをすることは勇気が必要で、手間もかかります。
そして、アクションをすると何かしら感想を持つはずです。
アクションをした上で、”今どのように感じているか”がオリジナルな志望動機となりますし、他者との差別化にもつながります。
今置かれてる場で結果を出す
4つ目は、今置かれている場で結果を出すと言うことです。
転職活動では、現職や前職での経験は必ず質問されます。
そこで、結果を残していない方はまず評価されづらいです。「なんとなく仕事をしていて、なんとなく嫌だからやめる」という人を採用したいとは思えないからです。
だからこそ、現職で自発的なアクションを起こし、自分の頭で考えて工夫し、結果を残すことが重要です。
逆に、これができている人であれば、未経験の領域に挑戦しても評価される可能性は非常に高いです。
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第三者に相談する
5つ目は、第三者に相談をすると言うことです。
コロナ禍で転職を成功させている人は、とにかく周りを上手く使っています。
自己分析や、面接対策など自分一人で行うのではなく、とにかく第三者を巻き込むことが必須です。
直近で転職を成功させた方は、人事をしている友人に何度もなんども面接対策をしてもらい、自分が希望する企業への転職を成功させました。
また、弊社サービスを利用する方にも、何度も面接対策を実施して、メキメキと伝え方が上手くなるケースもあります。
「使えるものは使う」と言う意識で、周りの人を巻き込める人は、転職活動だけでなく仕事においても成果を出すイメージがしやすいです。
まとめ
今回は、コロナによって転職が厳しい理由と成功させるためのポイントについて、説明しました。
コロナ禍での転職は、不安要素も大きく、表面的な情報に振り回されがちです。
だからこそ、安易に考えるのではなく、入念に準備した上で転職活動や面接に挑むことをおすすめしています。
弊社でも、コロナ前からリモートにこだわって転職支援を行ってきましたので、上京・転職を検討している方は気軽にご相談いただければと思います。
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