2020.08.19転職

【リモートワークとは?】テレワークとの違いやメリットとデメリットについて解説します

「リモートワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。

 

こんにちは、リモート転職を運営する株式会社Carions代表の山下です。

2020年に入って、新型コロナウイルスの影響が深刻になり、あらゆる会社がリモートワークを余儀無くされるようになりました。

また、将来的にフルリモートで働いてみたいと考えている方も多い印象を受けます。

弊社では、2017年から”リモート転職”というサービス名で、リモートへの興味・関心が高いだけでなく、リモートワークを導入し、郊外でフルリモートで活躍している従業員もいます。

そこで、今回は「リモートワークのメリット・デメリット」について、ご説明したいと思います。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

>>コロナウイルスの転職への影響については、こちらの記事で解説しています。

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リモートワークとは?

そもそも、リモートワーク(remotework)とは、remote(=遠隔・遠い)とwork(=働く)を組み合わせた造語です。

その単語からイメージできるように、オフィス以外の場所で働くことを指しています。

リモートワーク = 在宅勤務だと捉えて問題ないですが、自宅だけでなく、カフェやコワーキングスペース、サテライトオフィスでの就業も含まれています。

ただし、この言葉が使われるようになってから日も浅いので、語源や定義も明確になっていないようです。

テレワークとの違いは?

テレワークという言葉もよく使われることがります。

テレワークは、tele(=離れた所)とworkを組み合わせた言葉で

テレワークとリモートワークと、ほぼ同じ意味だと考えていいです。

テレワークに関しては、30年以上前から使われていてる

一般社団法人 日本テレワーク協会によると「テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。」と定義されています。

リモートワークのメリット

リモートワークのメリットについて、あげてみます。

リモートワークのメリット
1、通勤時間がかからない
2、満員電車を避けられる
3、感染リスクを減らすことができる
4、住む場所を問わない
5、オフィス代を抑えられる

 

 1、通勤時間がかからない

まず、1つ目が通勤時間がかからないということです。

リモートワークでは通勤する必要がなくなると、移動時間もかかりません。

これまで1時間以上かけて通勤していたような方だと、大幅に時間を捻出することができて、業務の効率化につながります。

また、会社からすると通勤が不要になることで、通勤定期代を削減できるというメリットもあります。

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 2、満員電車を避けられる

2つ目は、満員電車に乗らなくてもいいということです。

アメリカのBBCが出したデータでは、満員電車のストレスは臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも大きいと言われています。

身動きも取れないような状態や電車の遅延によって生じる遅刻なども非常に大きなストレスになります。

この満員電車に乗らなくていい、ということだけでも大幅なストレス軽減が期待され、生産性の向上にもつながると言えます。

 3、感染リスクを減らすことができる

3つ目は、感染リスクを減らせるということです。

通勤電車やオフィスでの密な環境を避けられるため、何かしらの病気に感染するリスクを抑えることができます。

現在蔓延中の新型コロナウイルスへの感染はもちろん、風邪やインフルエンザなどへの感染リスクも減らすことができると考えられています。

 4、住む場所を問わない

4つ目が、住む場所を問わないということです。

フルリモートになれば、wi-fiなどのPC環境さえ整っていれば、どこに住んでいても仕事ができます。

東京の会社で勤めながら、沖縄や北海道でも仕事ができますし、時差さえ問題なければ海外で仕事をすることも可能です。

例えば、家族の仕事の都合で地方や海外への赴任を命じられた場合も一緒に住むことができます。

 5、オフィス代を抑えられる

5つ目は、オフィス代を抑えられるということです。

会社視点での話となりますが、リモートワークの導入はオフィス代の大幅削減につながります。

全員が一度に出社することが少なくなれば、オフィスの広さも最低限でよくなるため、移転して縮小する会社が増えています。

また、固定のオフィスを持つことをやめて、サテライトオフィスのみで完結させるという意思決定をする会社さえ出ています。

月に1度、集まれる場があればOKと割り切ってしまえば、これまで毎月数百万円かかっていたコストを削減できるのです。

リモートワークのデメリット

一方で、リモートワークにはデメリットもあります。

リモートワークのデメリット
1、家族がいると大変
2、自宅が集中しづらい
3、ITツールに慣れない人もいる
4、新入社員が大変

 

それぞれ、説明していきます。

1、家族がいると大変

1つ目が、家族がいる場合に大変だということです。

ケースバイケースではありますが、夫婦で一緒にいる時間が増えると、喧嘩が増える可能性があります。

また、小さいお子さんがいる場合は、大事な打ち合わせ中に子どもが部屋に入ってきたり、「集中して業務に取り組みたい」と思っているのに、それができない可能性もあります。

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2、自宅が集中しづらい

2つ目が、自宅で仕事をすると集中できない方もいることです。

オフィスでの仕事と違って、自宅で仕事をすると、つい気が散ってしまったり、周りの目がないために怠惰になってしまうケースもあるようです。

カフェやコワーキングスペースを有効に活用して、仕事ができればいいですがカフェ代などのコストがかかってしまう可能性があります。

3、ITツールに慣れない人もいる

3つ目が、ITツールに慣れない人もいるということです。

会社でリモートワークを導入すると、オンラインで仕事が円滑に進むように、あらゆるツールを利用する必要がありますが、ITツールの利用に手こずる方が続出しているようです。

ChatworkやSlackなどのチャットツールやZoom、TeamsといったオンラインMTGのツールを利用する場面が必然的に増えます。

私の周りでも、職場の年配の方にツールの使い方を遠隔で教えることがとても難しいと嘆いている人がいたりします。

4、新入社員や転職者が大変

4つ目が、新入社員や転職で入った方が大変だということです。

新入社員の研修をオンラインで実施したり、業務の引き継ぎをオンラインで行うというケースも出てきています。

対面での研修や引き継ぎと違って、オンラインではどうしても、細かい部分で業務が分かりづらかったり、人間関係の構築が難しいため、入社したての立ち上がりの時期は対面で教えてもらう方が定着が早いことが多いです。

リモートワークがしやすい職種

リモートワークがしやすい職種
1、エンジニア・プログラマー
2、デザイナー・ライター
3、マーケター
4、インサイドセールス
5、カスタマーサクセス
6、事業企画

 

このように、場所の制約がかからない仕事で、成果が明確に見える仕事がリモートワークに適していると言われています。

リモートワークがしやすい職種については、こちらの記事で詳しく説明しています。

【関連記事】
▶︎【リモートワークに向いている職種とは?】7つの職種と求められる条件について

これからのリモートワーク

今後、リモートワークの流れはますます加速していくと予想されます。

実際に「週3はオフィスに出勤で、週2はリモートワーク」などのフレキシブルな働き方も増えています。

しかし、”社員全員がフルリモートで働く”という状態になるまではまだ時間がかかると考えています。

まだまだ、対面でのコミュニケーションが重視されたり、対面でしかできないと考えられている仕事も多いからです。

また、リモートワークでは、行動プロセスが見えづらく、結果しか見えないことが多いです。そのため、「これまでなんとなくやってる風だった人が実は全然成果を出していなかった」などと、炙り出されるようなことも起きています。

リモート環境でのマネジメントが難しいという問題もあります。この辺りが解決されない限り、社員全員がフルリモートで働くことができる会社は中々増えないことが予想されます。

リモートワークをするためには?

「リモートワークで働きたい」という方も多いと思います。

しかし、誰でもリモートで働けるわけではなく、下記のような条件が重要になってくると予想されます。

働き方がフレキシブルになっていくからこそ、将来を見据えた上で、自分自身のスキルを高めて、働く環境を選べるような状態を目指していくことが必須かもしれません、

リモート転職では、将来リモートで働きたい方の支援をしています。気軽にご相談ください。

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