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2021.11.13転職

【ベンチャーコンサル!という選択肢】リネアコンサルティングの大森さんにインタビューしました。

「コンサルに興味はあるものの、どのような選択肢があるか知りたい」

という相談を受けることがあります。

そこで、元PwCの人事採用責任者であり、コンサルティング業界やポストコンサルとしての事業会社への転職支援に強みをもつリネアコンサルティング株式会社の代表取締役社長 大森さんにインタビューをしました。

弊社は、複数の転職エージェントと協業しておりますが、リネアコンサルティングのようにコンサルティング業界に深く入り込み、業界動向や採用ニーズに精通したエージェントは少ないと思います。

また、コンサルだけでなく、事業会社にも太いタイプを持っているため、ポストコンサルと言われるコンサルタントの次のキャリアにおける相談という面でも心強い味方となります。

 

代表の大森さんは、ギャラップ社のストレングスコーチング資格を保有しており、

求人を紹介するだけでなく、相談者の経験から資質・強みを深掘りした上でのキャリア支援にこだわっていますので、

”コンサルティング業界に転職したい”という方はもちろん、”自分の強みを知りキャリア形成に活かしたい”という方は、一度ご相談することをおすすめします。

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プロフィール

リネアコンサルティング株式会社 

代表取締役社長 大森 崇さん

コンサル業界とポストコンサルの支援に強み

山下:早速ですが、リネアコンサルティング社の支援内容について教えてください。

大森さん:弊社は、コンサルを目指す方、事業会社や同業界の移籍を考えるコンサルの方に特化して転職の支援しています。

クライアントは全体の約6割がコンサルで、事業会社が約4割を占めています。

具体的には、いわゆるBIG4と言われるDTC、PwC、KPMG、EYなどのプロフェッショナルファーム(監査法人、税理士法人、アドバイザリー、コンサル)から、

アクセンチュア、IBM、シグマクシス、クニエ、キャップジェミニなどの独立系、IT系などの総合ファーム、

グラビスアーキテクツ、UiPath、クロール、デジタルアーツ、アットストリームなど成長性の高いベンチャーファーム、

さらには、新たに日本に進出するコンサルティングファーム(社名は書けません)など幅広くお付き合いがあります。

事業会社は大手製造業からハイテク、小売、メディア、さらには中小、IPO予定のベンチャーまで幅広くお付き合いさせて頂いております。

 

山下:コンサルを中心に幅広いですね。

 

大森さん:はい、私自身が16年以上この業界に関わり、採用や人材紹介の仕事を通じて、長期的にお付き合いを深めてきたクライアントばかりですので、かなり詳しくその企業のことを理解しているつもりです。

企業によっては、社員の方以上にその会社のことに知っていたりもします(笑)

 

未経験からコンサルへのチャンスはある?

山下:コンサルティング業界への転職は、業界未経験の方でもチャンスはありますか?

 

大森さん:大いにあります。コンサル業界は、未経験の若手を積極採用しています。

コンサルに転職する方のバックグラウンドは多岐にわたっており、会計士・税理士・ITエンジニア、経営企画、マーケ、営業、経理、人事など・職種も様々です。

また、出身業界においても、金融、商社・製造業、SIer、ネットベンチャーなど様々な業界の方がコンサルへの転職を成功させています。

 

山下:営業出身の人でも可能性はありますか?

 

大森さん:可能性はあります。ただし、営業企画や業務改革など企画寄りの仕事をしていた方のほうが採用されやすいです。

営業業務がメインの方はポテンシャル勝負となり、学歴や語学力、地頭の良さなど含めて判断されます。

その場合、やはり伸びしろという意味でも若い方のほうが転職が決まりやすいですね。

具体的には、30歳を超えてくると営業経験だけでは、コンサルへの転職は難しくなってきます。

 

山下:どんな理由でコンサルを目指す人が多いんですか?

 

大森さん:以前は専門的な知識や経験を習得し、企業の変革に関わりたいという方が多かったですが、

最近は、良くも悪くもコンサルファームへの転職のハードルが下がっており、

汎用性の高いスキルを身につけたいという理由で応募される方も増えています。

金融業界などからの流入なども増えており、不確実性の高い時代を反映した流れでもあると思います。

 

ただ、ハードルが下がっているとはいえ、事業会社からコンサルを目指す場合、

経験にも寄りますが、30代半ばが1つの目安になると思います。

ただし、コンサルマーケットにおいて、特にIT人材が不足しているため、

プログラマーやSEなどIT知見をお持ちの方は、40歳前後でも採用されるケースがあります。

参考:実際の転職事例

コンサルティング業界の現状について

山下:コンサル業界の市況感は、いかがでしょうか?

 

大森さん:現在(2020年1月時点)のコンサル業界の景気は全体的に良いと思います。

 

理由は2つです。

1つは単純で、クライアントの景気が回復し、それに伴い攻めの経営相談が増えているということです。

コンサル業界は、景気が良い時は、売上を伸ばしていくトップライン強化の案件が増えますが、

逆に不況になるとM&A、コスト削減、効率化などボトムラインを意識した案件が増えるので、景気に左右されにくい業界だと言われています。

 

もう1つは、企業が抱える課題が複雑化・多様化しているためです。

今までは、企業の自助努力だけで対応できることもありましたが、

最近はグローバル、社会/環境、テクノロジー、セキュリティ、制度対応など、企業が抱える課題は山積みであり、

課題を解決するプロとして、外部リソースを活用せざるを得ないといったところでしょうか。

また、新規事業を展開するには最新のテクノロジーを活用するといったケースが多く、

コンサルタントを使ってPoCを進めるという例も多いようです。

PoC 新しいプロジェクトが本当に実現可能かどうか、効果や効用、技術的な観点から検証する行程

一方で、コンサルファームにおいては保有する専門家のラインナップを豊富に揃える必要があります。

経営、会計税務、業務、ITのプロはもちろん、デザイナー、学者、事業家、講師などまで様々です。

ただでさえマーケットにおいて人材が枯渇している中で

コンサルファームの人事採用担当は、多種多様な人材を多く採用するのはかなり大変だと思います。

 

山下:事業課題が多様になったことで、コンサルタントに求められることが複雑化していて、それに対応するために多種多様な人材が必要になっているということですね。

コンサル業界の年収やキャリアアップについて 

山下:コンサルといえば、年収についてはどうでしょうか?

 

大森さん:会社によって違いはありますが、大きく6〜7階層に別れています。

といったところが相場です。

 

戦略系ファームか総合系ファームかで、給与水準は変わりますが、

20代で年収1,000万円を超えるケースも少なくなくないため、転職をすることで年収アップしている方は多いです。

ちなみに、戦略系コンサルティングファームだと、20代で年収2,000万円に到達するケースもあります。

給与面が、コンサルを目指す理由になっている方も少なくないです。

 

山下:最初は、どのようなファームを選べば良いのですか?

 

大森さん:コンサル業界は外資、日程、大手から中小まで様々なファームがあります。

総合的に業界やソリューションを網羅しているファームもあれば、特定の領域に特化したベンチャーファームもあります。

 

大手であれば体系的に経験を積むことが出来ますが、良くも悪くも平準化された仕組みの中でキャリアを展開することになります。

一方で、ベンチャーファームは体系化された仕組みがないものの、

トップコンサルタントと机を並べ、現場で鍛えられながら成長できる環境があります。

どちらが正解、不正解ではないですが、それぞれに良さがあると思います。

 

また、誤解を恐れずにいえば、コンサル業界は、その業界全体が1つの組織とも言えます。

一度、その組織に入ってしまえば、業界内での異動(転職)は比較的にスムーズです。

なぜなら、転職をしながらキャリアを展開していくというキャリアパスが一般化している業界だからです。

 

よって、大手ファームとの縁がなかった人や、まずは現場で鍛えられながら早期に成長したい方などは、

一度、ベンチャーファームにて経験を積み、その後、大手ファームを目指すというホップステップジャンプ作戦をお勧めします。

ステップを踏んでからジャンプするからこそ、高く飛べることもあると思います。

 

ちなみに、ベンチャーファームは非常に多く存在するので、企業の見極めが重要です。

各社の違いやご自身の適性などを知りたい方は、是非ともご相談ください。

 

山下:なるほど、まずは業界に入ることが大事だということですね。

コンサル業界はハード?

山下:コンサル業界には、仕事がハードなイメージがあるのですが、実際はどうでしょうか?

 

大森さん:最近では働き方改革の影響もあり、無意味な残業はできないようになっています。

そういう意味で、昔の環境と比べると劇的に変化していると感じます。

ただし、“限られた時間の中で、高い生産性とアウトプットの質を求められる”というハードさはあると思います。

業務に要する時間を意識することが求められますし、例えば提案書などの資料作成にしても、短納期で高い質のアウトプットが求められます。

残業しながら、時間を掛けて高い質のアウトプットを出せば良いという訳ではないということです。

ちなみに、プロジェクトとプロジェクト間の期間で、長期休暇を取るような事例もあり、メリハリのつけた働き方が実現できていると思います。

 

山下:コンサル業界は実力主義で、人間関係もドライなイメージがあるのですがどうでしょうか?

 

大森さん:コンサルでも、ファームによってカルチャーが異なります。

もちろん実力主義の風土は強い業界ですが、マーケット自体が人材不足ということもあり、

シニア以上のマネジメントレイヤーでは、”部下を育てられるかどうか”も評価基準となっています。

そのため、これまでドライなイメージがあった外資系コンサルティングファームでも、チームワークや部下の育成に注力する風土に変化しています。

合宿をしたり、頻繁に飲みに行ったりとウェットな人間関係のファームもあります。

コンサルティング業界で活躍できる人とは?

 

山下:コンサルティング業界で、活躍できる人の特徴はありますか?

 

大森さん:地頭の良さや対人スキルなどはもちろん必要ですが、私が考える活躍できる人に共通する要素は『好奇心』と『変化力』です。

世の中の動向や最新のテクノロジーに興味を持ち、未来を想像するのが好きな方や、どんなことにも興味を持ちトライ&エラーで動ける方など。

また、ドッグイヤー・マウスイヤーなどと呼ばれているこの業界において、常にアンテナを張り情報をキャッチし続けることと

自分自身が過去の影響や実績にとらわれず、変化し続けることができる方は活躍できる可能性が高いと思います。

支援する上でのこだわりについて

山下:支援する中でのこだわりについて、お聞かせいただきたいです

 

大森さん:個々人に応じたテーラーメイド型の転職支援をすることです。

コンサルティングファームやポストコンサル(事業会社)など、幅広くご紹介先がありますが、

とりあえず求人を多く提案する、というのではなく個人の志向や資質を掘り下げて支援することに重きを置いています。

「とりあえず50社に応募しておきましょう」といった某エージェントが行うようなことは絶対にしません(笑)

 

転職において重要なのは、経験やスキルではなく、その人のWill(意思、想い)です。

単純にA社での経理経験が長いから、B社の経理求人を紹介するのではなく、

個人のWillを踏まえ、その人が目指す未来にどうすればたどり着くことが出来るかを一緒に考えます。

 

具体的には、ストレングスファインダーのコーチングを活用して、

自分の強み(資質)を使って、自分のWillをどのように実現するかを一緒に考えます。

 

ちなみに、志向や資質を掘り下げていくことで、本人の考え方が大きく変わることもあります。

例えば、当初「BIG4に行きたい」と考えていた方とお話しする中で、将来実現したいことや、資質を入念に掘り下げていくと

実は、IT系のベンチャーコンサルがマッチしたり、事業会社がマッチするといったケースはたくさんあります。

 

”どんな思いを持っていて、何を実現したいのかと”いったWillを因数分解していくと、応募すべき企業の優先順位が見えてきます。

本人のWillに基づき、長期的キャリアという視点でアドバイスが出来ることが当社の強みだと考えています。

まずは自分の強み(資質)を知りたいという方のご相談も積極的に受け付けています。

インタビューを終えてみて

大森さんへのインタビューを終えてみて、実際に数多くのコンサルや事業会社への転職支援を行なっている大森さんだからこそお聞きできた話が多く私自身、非常に勉強になりました。

また、個人のキャリアに寄り添うためにストレングスファインダーの認定講師まで取得するという大森さんのキャリア支援に対する思いも伝わり、改めて安心して相談できる会社だと感じました。

コンサル業界や事業会社への転職を検討している方は、「今の自分でも挑戦できる可能性はあるのか?」「どの企業や業界が自分には合っているのか?」という相談をしてみるのもいいかと思います。

 

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※ご希望やご経験に合致する求人を保有していない場合、具体的なご提案が出来ないことがございますので予めご了承下さい。

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