転職活動の面接は、ほとんどが平日に行われます。
そのため、働きながら転職活動をしている人は、平日に面接の時間を作らなければなりません。
「仕事をしながら面接の時間を作るのが非常に難しい」
私がリモート転職で、上京転職する方の相談に乗る中でよくこんな悩みを聞きます。
過去にも目の前の仕事に追われることで、転職活動を引き延ばしてしまう方をたくさん見てきました。
「仕事が忙しい」「休みが取りづらい」など、平日のスケジュール調整が難しいことってあるはずです。
今回の記事では、働きながら面接に行くための3つの対処法についてご紹介します。
働きながらうまく転職活動をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
平日、面接に行けないときの3つの対処法
一般的に、下記の3つの対処法が挙げられます。
2、転職エージェントを使う
3、応募企業に相談する
それぞれ、詳しく説明していきます。
対処法1:有給休暇を上手に活用する
対処法の1つ目は、有給休暇を上手に活用することです。
労働基準法に定められている年次有給休暇は、いつ取るか、また、それをどのように利用するかは、労働者の自由です。
そして、会社は、休暇の理由を強制して尋ねることはできません。
なぜなら、理由を求めることは労働基準法違反に当たるからです。
とはいえ、どうしても会社から休む理由を尋ねられる場合はあるはずです。
本来はオススメしていませんが、そんな時は、旅行や私用などの理由を伝えるしかないかもしれません。
体調不良や通院を理由にする方もいるようです。
役所手続きや一人暮らしの方はマンションの配線工事に立ち会わなければならないといった平日の昼間でしかできない用事を使う人も多いようです。
対処法2:転職エージェントを利用して交渉してもらう
対処法の2つ目は、転職エージェントに面接日を調整してもらうことです。
休日に面接を設定することは難しいですが、同じ日に面接を重ねてもらう交渉は可能です。
極力、休む日を少なくするために、東京にくる同じ日に複数の面接を入れる交渉をしてもらいましょう。
転職のプロである転職エージェントと一緒に転職活動を行うことは、自分一人では判断しづらいことなどを相談することが出来ます。
転職エージェントに企業への交渉という面では任せてしまった方が、下手に自分で交渉するよりも良いかもしれません。
あらかじめ、東京での面接可能な日程を転職エージェントにいくつか伝えておきましょう。
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対処法3:応募企業に直接相談する
対処法の3つ目は、応募企業に直接相談することです。
どうしても有給休暇や休みが取れない場合や、エージェントから交渉してもらえない場合は、応募企業に状況を正直に伝えましょう。
素直に現状を伝え、現職の仕事をおろそかにしない姿勢を示すことは、応募先企業にとっても好印象に映るはずです。
ただし、転職希望先に日程調整をお願いする際には、こちらのわがままであることを自覚して、「可能ならば」というニュアンスで相談することが大切です。
一方的に自分の都合を伝えるのではなく、「今後の面接はどのようなスケジュールで進むのでしょうか?」など、企業側の予定を聞いたうえで相談しましょう。
おまけ
規模が小さめの転職エージェントでは、対面での登録の必要がなく電話での相談が可能な場合が多くあります。
過去にリモート転職を利用された方の中にも、地方に住んでいたため、大手転職エージェントの登録会に行けなかったという経験をされた方が実際にいました。
大阪・名古屋・福岡などの都市部にしか登録場所がないエージェントもあるようです。
地方で勤務されている方は、まず電話などで相談できる転職エージェントに相談する方がうまく進むかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、仕事をしながら面接に行くための3つの対処法についてご紹介しました。
転職活動を考えている方の疑問や不安を解消できたのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてくださいね。