↑YouTubeでも動画で解説をしているので、文章を読むのが面倒な方は動画をみてください。※コロナウイルスの影響で、思うように動けない就活生が多いはずなので
少しでも役に立てたらと思い、記事を書いています。就活生だけでなく、20代の方全般に向けて書いていますので参考にしてください。
リクルートスタッフィング出身のキャリアコンサルタント。20代の転職支援が強みです。得意領域は、大手人材系、ITベンチャーなどの成長企業へのご紹介です。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視したコンサルティングが特徴です。
こんにちは、普段は20代の方の転職支援をしている株式会社Carionsの山下です。
「両親や友人のいる地元で就職したいけど、人生に一度は東京で生活したい」
こんな悩みを耳にすることが多く、地元で働くか東京で働くかの2択で悩んでいる就活生や20代の方は多いです。
私も新卒のタイミングで関西から上京をしたので、同じ悩みを持っていましたが、「上京して本当によかった」と心から思っています。
そして、今では上京する20代の方と年間300名以上お会いしていますが、私と同じように「上京してよかった」と言っている人は、肌感覚ですが8割以上はいるかと思います。
そこで、今回は「地方で働くこと・東京で働くことのメリットを比較し、なぜ新卒で東京で働くことをおすすめするのか」をご説明します。
地方から上京するかどうかを迷っている方のお役に立てれば幸いです。
【無料】20代の方の転職相談を無料で行なっていますので、ぜひご相談ください。
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Contents
新卒で上京就職して本当に良かった
私は大学卒業後、(株)リクルートスタッフィングという会社に入社し、東京で働き始めました。
正直、地元の関西は大好きなので、関西に残って働きたいという気持ちはありました。
しかし、今振り返ると地元で就職せずに、東京に来て良かったと心から思っています。
東京にきて数年が経った今、地方で就職した人の話を聞く機会もあるため、東京で働くメリットと地方で働くメリットのそれぞれについて、整理してみます。
コロナ禍で新卒採用をする企業が大幅に減少しているので、企業からオファーがくる類のサービスの登録は非常におすすめです。
OfferBoxマジで登録してよかったってなっているので、就活する新3年生にマジでオススメしたい
— 小鳥 (@piyoko7_7) March 26, 2020
地方で就職して働くメリットとは?
まず、地方で働くメリットについて、
- 1、家族の近くで働ける
- 2、知り合いが多い
- 3、ハードな働き方をする会社が少ない
それぞれ、順番に説明していきます。
1、家族の近くで働ける
1番は、家族の近くで働けるということではないでしょうか。
家族が近くに住んでいるということは、親・子供どちらにとってもメリットがあります。
例えばですが、病気になった時に看病してもらえますし、逆も然りです。
また、親としては就職を機に子供が遠い場所に行ってしまうことは寂しいことです。
だからこそ、地元を離れず親の近くに住むことが親孝行となるかもしれません。
更に、実家は家賃がかからないので、金銭的な面でもメリットが大きいです。
2、知り合いが多い
2つ目は、知り合いが多いことです。
地元で働く場合、昔からの知り合いと休日や平日の夜にふらっと遊びに行けるかもしれません。
また、就活で上京した人が「周りに親しい知り合いがいない」という理由でホームシックになってしまうことがありますが、
地元で就職すると今まで仲良くしていた気心知れた友人と仕事についての悩みも相談できるため、孤独を感じないということがあります。
特に女性だと、近くに知り合いが多い方が安心だと思う傾向が強いかと思います。
3、ハードな働き方をする会社が少ない
3つ目は、比較的ハードな働き方をする会社が少ないことです。
感覚的なものもありますが、地元の友人と話をしていても、ハードな働き方をしている人は少ないです。
また、大手企業であっても、”地方拠点は働き方が緩やか”という話をよく聞きます。
東京は、地方に比べて会社数が圧倒的に多いこともあり、地方より競争が激しく、ハードな働き方をする企業もあります。
もちろん、例外はありますが、地方は緩やかな働き方の会社が多いです。
上京して東京で働くメリットとは?
一方で、東京で働くメリットを3つ
- 1、キャリアの選択肢が広い
- 2、人との出会いが多い
- 3、給料の水準が高い
それぞれ、順番に説明します。
1、キャリアの選択肢が広い
東京で働くメリットの1つ目は、キャリアの選択肢が広いことです。
東京には、大手企業からベンチャー企業まで、たくさんの企業があります。
そのため、地方には無いような様々な業界や業種で働けるチャンスがあります。
例えば、「ITベンチャーでエンジニアとして働きたい」「WEB系の会社でマーケティングがしたい」
と考えても、地方では自分の望む求人が見つからないこともよくあり、選択肢の幅は東京に比べると狭いと言えます。
だからこそ、新卒や20代に若いうちに上京して選択肢の幅を広げることをおすすめしています。
実際に、弊社でインターンをしている学生に企業からスカウトを受けることができるサービスOfferBoxやdodaキャンパスに登録をしてもらいましたが、スカウトがくるほとんどの企業が東京の企業でした。
2、人との出会いが多い
東京で働くメリットの2つ目は、人との出会いが多いことです。
20代のうちに作った人との繋がりは、将来の仕事やプライベートに大きく影響します。
当たり前のことではありますが、東京は非常に人が多いです。
特に地方から出て来ている人が圧倒的に多く、向上心を持つ人の数も地方とは比べ物にならないほど多いと感じています。
普段、上京したい人と話す中で「地方はまったりしすぎている」という悩みを持っていることたくさんありますが、
「将来を見据えて、より知識や経験の幅を広げて行きたい」と思う方にとって、東京は間違いなくいい環境です。
いろんな人がいるからこそ「すぐにいろんな人と会うことができる」という点は魅力的で、例えば就活でもOB訪問をしたいと思えば、マッチャーなどのアプリなどを通してすぐに会うことができます。
マッチャーについては、こちらの記事で解説しています。
3、給料水準が高い
東京で働くメリットの3つ目は、給料水準が高いことです。
東京では、新卒入社でも月給30万円に近い企業が多いです。
転職サービスdodaの調べによると、最も低い平均賃金の沖縄は356万円/年に対して、東京の平均賃金は452万円/年と、約100万円の開きがあります。
給料が全てではありませんが、20代のうちから東京でキャリアアップした人と、地方で仕事をしている人との間では、大きく貯金などの資金面で差が開くこともあります。
【無料】20代の方の転職相談を無料で行なっていますので、ぜひご相談ください。
新卒や20代で上京して就職した方がいい理由
ここまで、地方と東京で働くそれぞれのメリットについてご説明しました。
私は、地方で働くか東京で働くか悩んでいる新卒の学生や20代の方とお会いする時は
「東京に上京して就職した方がいい!」とアドバイスするようにしています。
その理由を説明します。
新卒で東京で働くことで選択肢が圧倒的に広がる
私が東京での就職を勧める理由は、「東京で働くことで、選択肢が圧倒的に広がる」と感じている方が本当に多いからです。
実際に新卒は地方で働いて、中途で東京に来た方が口を揃えて話しています。
「東京と地方で、どちらがビジネスマンとしての力がつきそうか?」と考えた時に、東京>地方 と考えるのが普通ではないでしょうか。
実際に
・東京の仕事はスピード感が早い
・規模感の大きな仕事ができるため
といった声をよく耳にします。
新卒で東京で働き、十分に経験を積んで成果を出せるようになれば、仮に将来的に地方で働きたくなった際に地方で働くという選択肢も持つことができます。
そして、そのような能力を身につけるためには東京が最も適しています。
実際に、知人で東京の企業で20~30代を過ごし事業部長などを経験し、生まれ育った地元で働いている方がいます。
また、地元で事業を立ち上げて会社を経営している方もいらっしゃいます。
その際にも、東京で築いた人脈や能力が生きているとのことでした。
逆に新卒で地方で働いてしまうと、いざ東京に上京転職する場合に、東京で働く同世代と転職市場で争わなければならず、厳しい転職活動となることを見て来ました。
情報量や仕事で得られるスキルなどに差がついてしまうのです。
だからこそ、将来の選択肢を広げるためには、新卒では東京での就職を選んだ方がいいと考えています。
ちなみに、もし就職留年を迷っている方は、私の就職留年体験談を読んでみてください。
上京就職を成功させるポイントとは?
しかし、いざ上京しようと思っても、わからないことはたくさんあると思います。
私も、関西にいた際はどのように就職していいのかわからず、苦労しました。
東京に来てから、インターンなどで東京の学生とお会いしていますが、東京の学生の情報量の多さに驚きます。
かつての自分がそうだったように、地方の学生が真っ向勝負するときっと負けてしまいます。
そこで、地方の学生が上京就職を成功させるための2つのポイントについて考えてみました。
上京就職を成功させる2つのポイントとは、
- 1、足を使って情報収集する
- 2、WEBで効率的に情報収集をする
この2つだと思っています。
1、足を使った情報収集
まずは、足を使って泥臭く情報収集することです。
地方の学生は、東京の学生に比べて企業や就職活動についての情報量が不足しがちです。
頭でいくら考えていても、行動しなければ情報量の差を埋めることはできません。
就活イベントに足を運んだり、インターンシップ、OB訪問に積極的に参加することをオススメします。
また、大学のOBや就活で出会った学生との交流を大切にし、できるだけ繋がりを作ってください。
そして、面談を実施してくれる就職エージェントサービスの利用も、プロによるアドバイスを受けられるのでおすすめです。
※コロナウイルスの影響を受けて、WEB面談が可能な新卒のエージェントもあるのでうまく活用してみてください。
>>WEB面談が可能な新卒エージェントJobSpringはこちらから
2、WEBを使った効率的な情報収集
2つ目はWEBを使って、効率的に就職活動を進めることです。
地方学生の就活では、東京の学生に比べて実際に会える社会人の数や足を運べるイベントの数が少なくなります。
だからこそ、WEBのサービスを使って効率的に就活の情報収集することをオススメします。
足を運ぶことはもちろん重要ですが、金銭面や時間の面で物理的に難しいこともあると思います。
だからこそ、企業からスカウトが受けられる逆求人サイトなどを利用することはオススメです。
学生におすすめするサイト
私自身、就活時にはWEBを使った情報収集を徹底していました。
また、地方で活動的に就活に取り組んでいる学生と話していると、有効にWEBサービスを利用していることがわかります。
内定者の就活体験談に目を通したり、逆求人サイトなどを利用して有利に就職を進めていくことが必須です。
1、dodaキャンパス
dodaキャンパスは、ベネッセが運営する逆求人&オファー型就活支援サービスです。
プロフィールを入力することで、採用担当者から早期インターンや特別な採用オファーが届きます。
大手が運営しているだけに登録企業数は6,200社を超え、多くの企業が利用しています。
もちろん無料なので、登録しておいて損は一切ないので、サクッと登録してプロフィールを充実させておくことをオススメします。
2、オファーボックス
OfferBoxは、大手企業からメガベンチャーまであなたのプロフィールをみて、オファーが届くサイトです。
4,800社以上の企業にあなたのプロフィールを見てもらえるチャンスです。
また、OfferBox経由で内定先が決まった学生の1/4が大手企業に内定しているようなので、大手企業を目指している方は登録必須です。
OfferBoxについて、こちらの記事で実際の体験談をお話しています。
3、キミスカ
キミスカは、プロフィールや選考状況を開示することで、企業から特別選考のスカウトをもらうことができます。また、希望次第で担当の就職コンサルタントが自己分析からES添削、面接対策まで徹底サポートしてもらうことができます。
キミスカについて、こちらの記事で実際の体験談をお話ししています。
まとめ
今回は、新卒で地方と東京でどちらで働くことをおすすめするかという内容でお話ししました。
私自身、関西から東京に来て本当に良かったと感じていますし、周りの友人でも地元就職をして後悔している方も多くいることから、新卒では東京で働くことをオススメしています。
自分自身にとって大切なものは何かをよく考えた上で、決断してもらえたらと思いますし、その際にこの記事が少しでもヒントになれば幸いです。
地方の就活生には、就活の教科書というサイトにも目を通していただきたいです。
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