20代の転職を支援する株式会社Carionsの代表取締役。リクルートグループ出身。年間300名以上の転職・上京を支援しています。。上京支援のプロとして、マツコDXさんが出演する東京MX テレビ「5時に夢中!」に出演。”友達を紹介したくなるキャリアコンサルタント”をテーマに闇雲な求人紹介ではなく、ヒアリングを重視した転職支援を実施しています。
こんにちは、リモート転職を運営する株式会社Carionsの山下です。
普段、20代の方の転職を支援していますが、実務未経験の状態からエンジニアとして採用される実例を何名も出すことができています。
終身雇用の崩壊が急速に進む中で、今の10代〜20代の方にとっては、”いかに個のスキルを身につけるか?”は大きなテーマとなっています。
感度の高い人であれば、エンジニアに興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
また、IT領域は成長が著しいため、企業側の人不足も激しく、採用の需要は増すばかりです。
未経験からエンジニアを目指すことは不安が多いですが、もし目指す場合は上京することを強くおすすめしています。
そこで、今回は「未経験からエンジニアを目指す方に上京をおすすめする理由」と「地方のエンジニアが上京するべき理由」について、徹底解説していきたいと思います。
※実際に上京して、3年間東京でエンジニアとして働いているYさん(仮名)のエピソードに沿って、お話ししていきます。
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Contents
未経験からエンジニアを目指す方が上京するべき理由
Yさんは、3年前に24歳の年齢で九州から上京してきました。
当時は、地元で販売職の契約社員として勤務していたそうです。
しかし、”正社員として働きたい”という思いと、”上京したい”という思いがあったため転職して、東京で働くことを決めました。
その際に、将来性のあるIT業界を志したようです。
最初は、上京することや未経験の職種に挑戦することに不安を感じていたようですが、東京で働き始めて3年間が経った今、上京して良かったと感じている理由を5つ教えてくれました。
- 未経験OKの求人が多い
- 給料が高い
- イベントや勉強会が豊富にある
- プログラミングスクールが多い
- フリーランスになれる可能性が高まる
それぞれ、説明していきます。
未経験OKの求人が多い
1つ目は、未経験OKエンジニアの求人数が圧倒的に多い点です。
Yさんは当初、九州で未経験OKのエンジニア求人を探しましたが、経験者募集の求人ばかりで、なかなか未経験OKの求人が見つからなかったようです。
しかし、東京で未経験OKの求人を探すと、数多くの求人が見つかり、最終的には3社の内定をもらいました。
私もリモート転職を運営する中で、採用をしている企業側からの問い合わせを多くいただくのですが、ほとんどが未経験OKのITエンジニアを募集している会社だったりします。
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給料が高い
2つ目は、給料が高い点です。
九州で生活している際より、年間で100万円近く給料が上がったとのことです。
上京した初年度は、物価や生活費などが予想できない面もあり、給料が上がった実感を得られなかったようですが、2年目以降は東京での生活にも慣れて、九州にいた際より、余裕のある暮らしができたとのことでした。
私は前職の人材系の会社で、IT領域のエンジニアを紹介する仕事をしていましたが、
関西と東京で、同じスキルを求められる求人でも月10万円以上、給料が違う求人が多くありました。
イベントや勉強会が豊富にある
3つ目は、エンジニア向けのイベントや勉強会が豊富にある点です。
エンジニアとして、スキルアップしていくためには日々新しい技術と触れ合ったり、新しい知識を身につけることが重要です。
その際に、東京ではエンジニア向けのイベントや勉強会がたくさんあるので、参加して第一線で活躍している人の話を生で聞くことができたことがとても貴重な経験だったようです。
エンジニア系のイベントが掲載されているサイトを見ても、東京はイベントの数が尋常ではないくらいあります。
プログラミングスクールが多い
4つ目は、プログラミングスクールが多い点です。
東京には、プログラミングスクールやデザインのスクールが豊富にあります。
Yさん自身は、プログラミングスクールに通うことはしなかったようですが、未経験の方が勉強する上でスクールに通うことは大きなメリットがあると話していました。
今、弊社がお付き合いしている企業でも、1ヶ月間完全無料でスクールを受講することができるだけでなく、就職までフルサポートしてもらうことができたりします。
プログラミングスクールについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
フリーランスになれる可能性が高まる
5つ目は、フリーランスになれる可能性が高まる点です。
東京で、幅広く繋がりを作り、スキルアップすることがフリーランスの近道とのことです。
エンジニアのフリーランスとして生きていくためには、案件を獲得するための繋がりとスキルが最も重要です。
そのため、東京でエンジニア向けのイベントに参加し、横の繋がりを作ったり、第一線の人が集まる東京で技術を身につけることで、フリーランスになれる可能性が高まるようです。
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Yさんが東京にきて変わったことについて
Yさんは3年間、東京でエンジニアとして必死に働きました。
結果、Yさんに大きな変化があったようです。
- 選択肢が広がった
- 性格が明るくなった
それぞれ、説明します。
選択肢の幅が広がった
まず、1つ目が選択肢が大きく広がったということです。
今の会社(本業)でさらにスキルアップをするか、フリーランスになるか、地元に帰るかという選択肢で悩んでいます。
Yさんは、本業では地道な努力が認められ、非常に評価されています。
そのため、自分自身でどの案件を担当するかをある程度選べるようになっています。
また、本業で働きながらも副業で、いくつか案件を受けており、フリーランスとして働ける可能性があります。
さらには、東京の第一線で技術をつけたため、経験者として地元の企業でも活躍できるチャンスがあります。
東京で、エンジニアとして経験を積むことで選択肢が広がり、頭を悩ませているとのことでした。
性格が明るくなった
2つ目は、性格の変化です。
少し大げさかと思うかもしれませんが、本当にそうおっしゃっていました。
学生時代から、引っ込み思案な性格でしたが、東京で様々なエンジニア向けのイベントに参加したり、コミュニティの活動を続ける中で心境の変化があったようです。
その結果、もともとエンジニアとして働き始めた際は、プロフェッショナルとして自分自身の技術力をとことん高めることで、キャリアを積もうと考えていましたが、
今では、ジェネラリストとして、マネジメントの力を身に付けようとしているほど性格に変化があったと話しています。
地方のエンジニアが上京するべき理由とは?
未経験の方だけではなく、地方でエンジニアとして働いている方も一度は東京で働くことはおすすめです。
東京に来たほとんどのエンジニアが、年収などの待遇をアップさせています。
肌感覚ですが、地方のSIerなどで働いている方は90%以上の方が年収をアップして東京に来ています。
また、エンジニアとして転職する道だけでなく、コンサルティングファームなどでもエンジニア経験のある方を求めているケースがあるので、大幅に年収アップで転職を成功している場合もあります。
それだけでなく、東京に来たエンジニアの方が口を揃えて話す東京で働くメリットは、良質な繋がりです。
東京では、頻繁に勉強会が開かれており、エンジニア同士の良質な繋がりや発注するクライアントとの繋がりを増やすことができるため、将来的にフリーランスで働きたい方にとって、東京で経験を積むことは非常におすすめです。
私の先輩のエンジニアも、東京のIT企業でプログラマーとして勤務しながら、副業でベンチャー企業の開発をお手伝いしていましたが、先日その本業として勤めていた企業を退職し、地元である九州に戻ってフリーランスとして働いています。
事例:【インタビュー】フリーランスエンジニアとして年収300万円アップさせた濱野さん
まとめ
今回は、Yさんの事例を元に「未経験からエンジニアを目指す方に上京をおすすめする理由」と「地方のエンジニアが東京で働くべき理由」についてご紹介しました。
Yさんのキャリアの選択肢が大きく広がったのは、紛れもなくYさんが地道に仕事と向き合って自己研鑽し続けたからです。
おそらく、上京をするかどうか迷っている方は、地元で働く選択肢を捨てきれていない人も多いかと思います。
しかし、Yさんのように東京でエンジニアとして経験を積むことで、いつか地元や地方で働ける可能性が高まると思っています。
人生は一度きりですので、少しでも上京したいと思っている方は、挑戦してみることをおすすめします。弊社でも、エンジニアを目指す方や東京で働きたいエンジニアの支援を行なっているので、一度気軽にご相談ください